イスラエルのピンクウォッシング
イスラエルのピンクウォッシング
--占領地・プライド・インターセクショナリティ--
東京大学大学院総合文化研究科D1
保井啓志さん
ってのを、日曜日にaktaで聞いてきた。
イスラエルは、パレスチナ人を様々な形で抑圧しているのに、
その罪をLGBT+を擁護することで「軽くしよう」としてるんじゃないかと
いうような話。
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まあ、Lushが、なんだか、LGBT+フレンドリーなイベント
仕掛けてきたときには、Lush(日本法人ではなく、本国で)は
シーシェパに資金提供を行っていたりするので、
シラーっという顔をして生暖かく見てたりしたんですが。
構造は違うけどそれと似たようなものかなあ、と。
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僕の疑問はこれ。
1980年代に、Gay Olympicsをしようとしたら、
IOCが、「そんな団体にオリンピックの名前を使わせる
ことはできない」ということで、Gay Gamesっていう
名前になったなんていうことを、同時代的に見てきたので、
いつから、gayあるいは、LGBT+の側に立つことが
プラスの働きをするようになったのか?ということ。
それは、国際的文脈、米国の文脈、欧州諸国の文脈、
イスラエルの文脈で違うことだとは思いますけどね。
日本は、それこそ、まだそんな段階に至ってないですね。
国民の理解が得られないって言って、保健体育の教科書で、
LGBT+について教えるということを、文部科学省が
拒否しましたから。
んでなくって、牧村朝子さんが言うように、
LGBT+について教えて欲しいというよりは、
「思春期になると皆異性が好きになります」という
嘘を教えるのを辞めて欲しいってとこですけどね。
(「皆」が嘘なのです。でも「皆」ってことにしないと
LGBT+に言及せざるを得なくなりますが。)
渋谷では、ホームレスへの弾圧を隠すピンクウォッシングに
使われちゃいましたが、一部地方自治体では、
LGBT+の側に立つことがプラスになると考えられ
始めていますね。まだまだ少数派ですけど。