「多文化社会実践研究・全国フォーラム(第7回)」を実施しました (研究)


テーマ: 多文化社会人材の専門職化-人材養成の取り組みから可能性を探る

日 時: 2013年11月30日(土)10:00-18:00 (懇親会18:20-19:30)

会 場: 東京外国語大学 研究講義棟

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 2013年11月30日(土)に、7回目となる「多文化社会実践研究・全国フォーラム」を開催、NPO/NGOなどの中間支援組織や大学関係、省庁や自治体等で多言語・多文化の問題に関わる約200名の方々が参加しました。

 本学立石博高学長、青山亨センター長の挨拶の後、「司法における遠隔通訳の実験的取り組みとコミュニティ通訳の役割」をテーマにしたパネルディスカッションを行いました。少数言語話者に対するリーガルアクセスを保障するための方法として、今年度から本センターが関東弁護士会連合会と協働で進めている「司法による遠隔通訳研究会」の報告や、求められるコミュニティ通訳の専門性等について議論が行われました。


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昼休みには、午前のパネルディスカッションのテーマである「遠隔通訳」が実際にどのように行われているのか、タブレットを利用した映像音声通信サービス(スカイプ)を用いた遠隔通訳のデモンストレーションを行いました。


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午後のパネルディスカッションは、「『多文化』を巡る専門人材の養成と専門職化への可能性」をテーマに行いました。多文化社会の担い手を養成する特徴あるプログラムについて、それぞれ中心的に関わっている方々をパネリストに迎え、それぞれのプログラムの概要や特徴、成果と課題等について報告・議論を行いました。



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全国の実践者や研究者が日頃の活動成果を発表する「研究発表セッション」、本センターで実施している「多文化社会コーディネーター研究会」による「特定課題セッション」では、「聞きたい発表が重なって選択に困る」等の声も寄せられ、多言語・多文化社会における「実践」への関心の高さが窺われました。発表者-参加者間の意見交換は、終了後の懇親会においても、活発に、和やかに続いていました。  


*プログラムは■こちら■からご覧いただけます。




日時: 2013年12月05日