「多文化社会実践研究・全国フォーラム(第6回)」を実施しました (研究)

テーマ:社会参加のあり方を問う ―言語・文化の差異を超えて―

日 時:2012年12月1日(土)10:00-17:30 (懇親会18:00-19:30)

会 場:東京外国語大学・研究講義棟

zenkoku06_00.JPG 

 2012年12月1日(土)に6回目となる「多文化社会実践研究・全国フォーラム」を開催し、NPO/NGOなどの中間支援組織や大学関係、省庁や自治体関係者を含む約250名の方にご参加いただきました。


 本学亀山郁夫学長、青山亨センター長の挨拶の後、「何が社会参加を可能にするのか」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。すでに日本社会で活躍している外国人をパネリストに迎え、自身のこれまでの活動の経緯を振り返り、何が成功の要因だったのか、課題として浮かび上がったものはなんだったのか等について報告がありました。それを受けて、日本社会の抱える課題、問題点について、コメンテーターを含めて議論を行いました。


zenkoku06_01.JPG

 午後のパネルディスカッションは、「多分野の実践から学ぶ―『場づくり』の観点から―」をテーマに行われました。ホスト社会側で外国人の社会参加における「場づくり」を行っている組織・団体の識者をパネリストに迎え、多文化社会における課題とそれを解決するためのそれぞれの取り組みについて報告がありました。その後「違いを価値に変える」外国人の社会参加のあり方について、コメンテーターも加わり議論を行いました。




zenkoku06_00.JPG 
 全国の実践者や研究者が日頃の活動成果を発表する「研究発表セッション」では立ち見の会場もあり、また「聞きたい発表が重なって選択に困る」等の声も寄せられ、多言語・多文化社会における「実践」への関心の高さが窺われました。


*プログラムはこちらからご覧いただけます。



 ※当日、全ての発表要旨が収録された抄録(全62ページ)を参加者に配付しました。
  その残部をご希望の方に差し上げます。
  請求方法は
こちらをご覧ください。

日時: 2012年12月13日