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イスラーム考古学の新地平:エチオピア南東部の中世イスラーム遺跡群の最新研究

2025.11.30 update

エチオピアにおいてイスラームはアデン湾に面する諸港とエチオピア中央部を結ぶ交易路沿いに広まった。2023年8月に、考古学者の遠藤仁(AA研)と文化人類学者の大場千景(エチオピア・アルシ大学)が、エチオピア南東部のオロミア州西ハラルゲ県のサカテにおいて、19世紀以前のサハラ以南アフリカのものとしては有数の規模のモスクを中心とする遺跡を発見した。この遺跡は上述の交易路からは大きく外れた位置にあり、これまで学術的調査・研究は行われていない。遠藤と大場は2025年9月から10月にかけてエチオピア南東部でイスラーム期の遺跡調査を実施した。今回の報告会では、歴史学者の石川博樹(AA研)がエチオピア南東部イスラーム史の概略を解説した後、遠藤がサカテ遺跡の再調査で得られた成果、およびシェベレ川流域における遺跡踏査で発見した複数のモスク遺構について報告する。

詳 細

日時:2026年01月31日(土) 14:00-16:00

場所:オンライン会議室/東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階セミナー室(301)

使用言語:日本語

参加費:無料

事前登録が必要です。
 参加ご希望の方はこちらからご登録ください。

問い合わせ先:ishikawa[at]tufs.ac.jp(※[at]を@に変えて送信してください。)

主催:AA研共同基礎研究「中世エチオピアの物質文化に関する研究」; AA研学際領域担当; TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)

プログラム 

14:00-14:05 趣旨説明 石川博樹 (AA研)
14:05-14:25 エチオピア南東部イスラーム概史:居住集団の変化に着目して   石川博樹 (AA研)
14:25 - 15:15 エチオピア南東部の中世イスラーム遺跡群の踏査報告(2025年) 遠藤仁 (AA研)                  
15:15 - 15:25 休憩
15:25 - 15:55 質疑応答
15:55 - 16:00 閉会の辞 石川博樹 (AA研)