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デジタルアーカイブ「日本画家荒井寛方のインド滞在日誌とスケッチ」

2025.03.16 update

「日本画家荒井寛方のインド滞在日誌とスケッチ (1916-18) のデジタルアーカイブ」が公開されました

日本画家荒井寛方は、1916年末から約1年半、ノーベル文学賞を受賞したインドの詩人ラビンドラナート・タゴールに招かれて同地に滞在し、インド近代絵画の芸術家たちと交流を深め、アジャンター石窟壁画の模写を行い、インド各地の文物の記録を残しました。

本アーカイブは、そのインド滞在中の日誌を翻刻して、870点のスケッチ画と紐づけて、挿絵入り葉書や関連資料などを掲載する、デジタルアーカイブとして公開しています。栃木県立美術館、及びさくら市ミュージアム荒井寛方記念館より関連資料の提供を頂き、東京外国語大学AA研情報資源利用研究センター (IRC)、及びTUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)などの支援を受け、寛方・タゴール会事務局長河合力さんとの共同研究の成果として制作されました。

寛方とインド芸術家との交流を通して、戦前の日印交流の歴史や英領期インドの芸術運動の熱気を感じて頂ければ幸いです。

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