Projects

プロジェクト

デジタル時代の貨幣的実践の考察

地域の文化を損なわない、新しい価値・所得創出に向けて

期間

2025年12月1日~2028年3月31日

関係機関

東京外国語大学、電気通信大学、シェイク・アンタ・ジョップ大学(セネガル)

関係者

代表:中山智香子(東京外国語大学/思想史・経済思想)
神代ちひろ(東京外国語大学/アフリカ地域研究・開発人類学)
平田周(東京外国語大学/フランス語圏の思想史)
横川慎二(電気通信大学/工学)

キーワード

サステイナビリティ

セネガル

分散型電気エネルギー

女性協同組合

所得創造

最終更新 2026.04.01

プロジェクトの概要

セネガルの半乾燥地であるメディナ・サバ地域にある、女性協同組合を軸とするコミュニティを対象とするプロジェクトです。分散型電気エネルギーを追加投入するにあたって、現地の文化をできるだけ損なわずに、地域の価値創出および所得創出に結びつけることが、どうすれば可能であるかを、現地での日常的な経済活動に着目しながら検討します。そして、このような貨幣的実践に関わる知見を基盤として、持続的な研究拠点の形成を目指していきます。

成り立ちと展開

グローバルサウスの課題に挑む、理論と実践の国際共同研究

代表者が取り組んできた貨幣論、とくに脱国民国家的な支払手段の拡大と、グローバルサウスにおけるデジタル化・金融包摂という課題を、現地へ実装させながら展開できることは、このプロジェクトの大きな特徴です。先行する取り組み(2024年10月に開始した科研費共同研究)によって、現地との信頼関係、調査蓄積、タブレット等の基盤が整備されているうえ、電通大J-PEAKS事業によるエネルギー実装についての予備調査も現地で進行するなど、既存の基盤に立って構想された実現可能性の高いプロジェクトといえます。また、本学とシェイク・アンタ・ジョップ大学(セネガル)の国際共同体制によって、理論と実践を行き来させる研究体制を構築している点にも独自性があります。



プロジェクトの進め方

準備として、科研費共同研究を基盤に2025年12月-1月に現地調査・関係機関との調整を行い、2月にはセミナーを実施しました。2025年6月に国際シンポジウムでそれまでの成果を報告し、プロシーディングを作成しています。2025年6月には2回目の現地調査を行い、2025年12月にはシェイク・アンタ・ジョップ大学による主導で識字教育研修を実施しました。2026年2月にはセミナーを開催し、現在はセネガルの現地団体と連携した農業研修について検討中で、3月には電気エネルギー設備設置のために3回目の現地調査をする予定です。



project_zu_2_260416.jpg