Projects

取り組み

民博スタディツアー:サイエンスコミュニケーション実践

関係機関

東京外国語⼤学 学際研究共創センター(TReNDセンター)
国立民族学博物館 特別展「Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~」

キーワード

⼈材育成

スタディツアー

ワークショップ

研究教育機関との連携

最終更新 2024.07.22

開催終了

概要

人文学の魅力を効果的に伝えるためにサイエンスコミュニケーションの手法を学び、自ら工夫を凝らしてチャレンジする学生・研究者を応援します。実験など視覚的なインパクトを持たない人文学だからこそ、深く心を揺さぶる力を持っています。それは、人間性そのものに迫る学問だからです。人文学の視点は人間や社会の本質を理解するための鍵となり、日々の生活や未来への視点を豊かにしてくれます。このプロジェクトでは、サイエンスコミュニケーションの手法を学び、自ら実践し、研究や人文学全般の価値をより多くの人々に届けることを目指しています。


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「コトバ×サイエンスコミュニケーション:言語のサイエンスコミュニケーション活動を考えるスタディツアー

2022年11月18日(金)

学術研究を広い社会の関心につなげて考える機会として、国立民族学博物館の協力を得て、言語に関する特別展を題材に、サイエンスコミュニケーションおよび博物館での研究者キャリアについて学び、議論するスタディーツアーです。

【当ツアーの流れ】

1.各々で、国立民族学博物館 特別展「Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~」を観覧
2.ペアを組み、改めて観覧 ※その際、自分のおすすめの展示を教え合う
3.特別展を担当された国立民族学博物館の先生とのディスカッション

【イベントを終えて】

当スタディツアーは、MIRAIの活動を知ってもらうため、MIRAIに興味を持つ博士前期課程生にも参加者を募りました。研究を俯瞰し社会につながることの重要性について、サイエンスコミュニケーション活動を通じて考察を深めるために実施しましたが、MIRAIフェローシップ生だけでなく、MIRAIの活動に興味を持つ博士前期課程生や本学の教員など、計21名が参加しました。言語学を専門としない学生にとっても、「人文学の研究成果を展示する」ことについて考えさせられる内容となっており、その後のMIRAIゼミなどを見ていると、参加者の中でも科学コミュニケーションへの関心が強まり、より具体的になったと感じます。