6/14と7/19の2日間で、四大学連合ポストコロナ社会コンソーシアム オンラインフィールドワーク「コロナが影響する社会問題を、現場と自分たちとの関わりから考える~四大学の知を絡め合わせながら~」を開催しました。

外大とこの四大学連合の研究活動については、2021年1月にこのコンソーシアムが発足して以来、どういう可能性があるだろうかと、中山副学長を中心にずっと議論を進めてきました。

日常の教育研究活動がある中で新たな研究活動の芽が生まれるためにはどんな仕掛けが必要なのか。学部生や教員までも含めて大勢の人にこの活動に参加してほしいが、そのためにはメリットを具体的な形で示さないと難しいのではないか。多くの研究者を惹きつけるテーマは何か。・・・などなど。

考えれば考える程に我々に直面する問いは「研究とは何か」でした。

今回のイベントは、この問いに対して「研究は誰かにネタを示されて始めるものではなく、自分たちの傍に潜んでいる疑問を自らの手で発見し、問い続ける活動そのものだ」という想いに辿り着いた結果、生まれた形です。

研究者にとって、自分たちで見つけた問いの魅力に敵うものはなく、その問いを研究仲間と共有し、発展していく過程こそが共同研究のやりがいかもしれない。そんな想いから、日常では得られない「新たな研究フィールド、機会の提供」を目的にこのイベントを設計しました。

外大の中にいるだけでは出会えないような人に囲まれ、新たな視点に触れ、研究者の好奇心を刺激するようなイベントとして参加者のみなさんが楽しんでいただけていたらいいな、と思う今日このごろです。

MIRAI推進室:和泉