1. 千葉住みの
固有名詞はちょっと入れ替えますが、
「千葉住みの東京の大学通っています」
ってなことを、プロフィールに書いている人がいました。
意味的に、「千葉住みの」を受ける主要部が無いですね。
(形式的には、「東京の大学」あるいは「東京」が
主要部になっていますが、意味的に繋がらないです。)
これは、何度か書いていますが「の」による列挙の例です。
意味的に通る主要部を立てるとすれば、
「千葉住みの東京の大学に通う大学生です」
みたいな感じになるでしょうか。
「の」による連体節で列挙したものは、
「で」による連用節で列挙することに書き換えられる
場合があります。
「千葉住みで東京の大学に通っています」
ほとんど同義ですね。
そこを敢えて、誤用との境界線上にある
連体節による列挙を使うのは、
異化(露ostranenie、チェコaktualizace)を狙った
最近のトレンドなのかもしれません。
2. サラームナマステ
サラームナマステというインド・ネパール料理店に関する
ツイートが毎日たくさん流れています。
https://twitter.com/salamnamaste01
みなさん、サラームナマステが大好きなのですね。
ところでそこで思い出されるのは、
数年前に同様の注目を浴びていた
中国蘭州の牛肉麺の、ザムザムの泉です。
当時は西川口の庶民的なお店でしたが、
そんな多大な人気に押し出されてか、
広尾に移転して高級店になってしまいましたとさ。(笑)
https://www.instagram.com/zamzamnoizumi/
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13252920/
tabelogでの価格帯が、1000~1999円から、
3000~3999円に上がっています。
おぬしも出世したものよのう!
3. 中国語人のマニュアル
もう20年以上前だと思いますが、
日本在住のスペイン語人や、ポルトガル語人が
何らかの形で(おそらくは紙媒体)で情報を
やりとりしているのを察知したことがありました。
日系人だったり、日系人のパスポートを
買って来た人たちで、仕事の情報その他を
共有していたようでした。
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最近同様の様子を状況的証拠から察知しているのは、
中国語人が、出会い系サイトで、適当な人を選んで、
まずは友人になろうとしてきて、チャットして、
次にLINEに移行して、そして数日すると、
仮想通貨への投資の話になっていきます。
私はそこで止めてしまうのでその先のことは知らないのですが、
人によっては詐欺にあって、お金を失う人も
いるのではないかと案じています。
そんな「友人希望」がひっきりなしに押し寄せてくるので、
これは「日本人をカモにするマニュアル」があるのではないかと
踏んでいます。
今の時代は、紙媒体ではなく、オンラインのものか、
あるいは、非公開で、電子媒体がやりとりされているかも
知れません。
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もう十数年以上前でしょうか。
中国人研究生希望者が、私の指導を受けたいと
寄ってきていた時期がありました。
でも、とある年に、日本在住の外国人枠と、
国外在住の外国人枠の申請・審査が相前後したことがあって、
そのどちらかの枠で、私は、私の所属大学の定める
上限の人数に達してしまったので、
もう1つの枠の方が全て不合格になりました。
その次の年から今年まで、中国人研究生希望者は、
私のところに1人も来ていません。
ということは、どこかに、
「研究生を受け入れてくれやすい大学教員リスト」と
「ブラックリスト」があって、
私は、前者から後者に移されたんでしょう。(笑)
これにはおそらくブローカーが絡んでいて、
ビザのある2年間は、学業のためというよりアルバイトに
費やされて、最終レポートも、ブローカーが
用意しているのではないかと睨んでいます。
とはいえ、十数年前と今じゃ、日中の経済発展が
逆転しつつありますから、現在日本にわざわざ来たいというのは
「お金」以外の理由の方が増えているのではないでしょうか。
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ところで、FBで、偽前澤氏から、「賞金が当たった」と
言う友人申請が何人も立て続けに来ていたことがありました。
日本語が妙に翻訳調だったり、貨幣単位が米ドルだったりも
したので、日本人ではなく、外国人がやっているのかも知れません。
今日びっくりしたのは、YOSHIKI氏を騙る人から
友人申請が来たことです。内容は、偽前澤氏のものと大同小異でした。
これもマニュアルがあるのか、あるいは同じ人、同じ組織が
下手な鉄砲を数打っているのかも知れません。