『サンデー毎日』 2016年2月7日号に、平松洋子さんが 『世界を食べよう!――東京外国語大学の世界料理』(東京外国語大学出版会)について「異文化研究者30人が語る食の多様性」と題する素晴らしい書評を書いてくださった。
平松さんと言えば、食文化の専門家であり、そのしなやかなエッセイには定評がある。『世界を食べよう!』を評してくださる方としてこれ以上望めない人選だ。本当にありがたい。
「なんと贅沢な一冊だろう。世界の食文化案内であり、食いしん坊を舌なめずりさせる読み物であり、旅のガイドであり、しかもレシピ付き。東アジアから始まってヨーロッパ、オセアニア、アフリカまでぐるり、いながらにして食卓の遊覧旅行だ」
http://mainichi.jp/articles/20160126/org/00m/040/034000c
「本書のオリジナリティーは、三十人余の執筆者にある。東京外国語大学の異文化研究者たち。つね日頃から異文化と格闘している研究者が、精通する各国の歴史や文化を背景にしつつ、食をどう読み解くのか。"違いの際立つ"内容そのものが、おのずと食文化の多様性を物語るかっこうだ」
ほとんど全文を引用したいところだ。ぜひ上のURLをご覧ください。