4月3日から5月17日まで、川崎市国際交流センターホールで「ドイツ映画祭2014」が開催されます。上映される作品は、『グライヴィッツ事件』、『赤いオーケストラ』、『秋のライプチヒ1989』の3作品です。詳しくはこちらをご覧ください。
<簡単な作品紹介>
『グライヴィッツ事件』
第二次世界大戦の引き金となったいわゆる「ヒムラー作戦」のひとつを史実に基づいてドラマ化した作品です。途中に当時流行した娯楽映画や数々の歌を挿入するなど、娯楽作品としても十分楽しめます。
1961年作品:モノクロ70分日本語字幕・監督:ゲアハルト・クライン
『赤いオーケストラ』
ナチスに抵抗したドイツ最大のグループ『赤いオーケストラ』は、100人もの多様な人々の集合体で、戦争を終わらせるために結束しましたが、多数が拷問され処刑されました。本作品では、生存者や遺族にインタヴューを行い、洗練されたアニメーションでレジスタンスの様子を再現することによって、組織の真の姿を蘇えらせました。
2004年作品:カラー89分日本語字幕・監督シュテファン・ローロフ
『秋のライプチヒ』
ベルリンの壁を崩壊に導いて伝説となった大規模な「月曜デモ」を、ライプチヒを中心に取材。当事者としての旧東ドイツ市民が何を考え、どのように行動したかをカメラで追いました。
1989年作品:モノクロ54分日本語字幕・監督アンドレアス・フォイクツ
ドイツ語教育準備室