2013年度 「多文化社会コーディネーターコース」 が終了しました(社会連携)

 本学オープンアカデミーで開講している「多言語・多文化社会専門人材養成講座」のうち、多文化社会コーディネーターコースの専門別科目(冬期)が2月22日(土)・23日(日)に行われました。
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 「多文化社会コーディネーターコース」の専門別科目は 「秋期」「冬期」 に分かれて行われています。昨年9月に3日間にわたって行われた「秋期」では、「コーディネーターの専門性とその実践のあり方を理解する」ことをねらいとして、実際に課題を設定、その課題を解決するためにコーディネーターとしてどのような実践を行ったらよいかについて検討し、それぞれプレゼンテーションを行いました。


 その後1月までの「個別実践研究」期間では、秋期で設定したアクションプランを再検討した上で実際に自らの現場で実践し、その実践のプロセスを10,000字の小論文にまとめるという大きな課題に取り組みました。

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 そしてカリキュラム最後の「冬期」では、10,000字の論文をもとに、「コーディネーターとしての役割と必要性を説得的に語る」プレゼンテーション、「省察の『場』をコーディネーションする」ファシリテーションを通して、コーディネーター論をまとめました。全カリキュラムを修了した受講者11名の方全員に、本学社会貢献部門長 佐野洋から修了証が授与され、2013年度の講座の全カリキュラムが終了しました。


 

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 講座は終了しましたが、受講者の実践はこれからも続いていきます。コース修了後の実践を支えるべく、本センターではさらなるステップを用意しています。現場での実践を発信する場として、全国フォーラムでの発表や本センターの研究誌「多言語多文化―実践と研究」へ「実践型研究論文」を投稿することを推奨、実践のプロセスを引き続き共有し、受講者のネットワークをさらに広げていくことを目指します。



日時: 2014年02月27日