多言語・多文化ブックレット1~6(全6刊)(2007年度発行)
本センターの立ち上げにあたって2006年6月に行われた開所記念シンポジウム、および同年度に、多様な分野の研究者と実践者で立ち上がった協働実践研究会における発表と議論の内容をまとめた小冊子です。
【内容】
多言語・多文化ブックレット No.1
『多言語・多文化社会の到来に向けて:多言語・多文化教育研究センタ-開所記念シンポジウム』
・自己紹介
外国人問題への取り組みのきっかけ
・現状と課題
多民族・多文化社会の到来と日本の入国管理制度
外国人労働者の受け入れに関する諸問題
生活者としての外国人支援
外国人の子どもの教育
連携・協働でのプログラムづくりを
個と組織
・研究と現場の乖離をどう埋めるのか
・提言を実行していくために
・大学への期待
多言語・多文化ブックレット No.2
『外国人労働者をどう受け入れるのか?:「くにのかたち」と「まちづくり」』
・国のかたちと多文化共生
外国人をどう受け入れるか
イノベーションの担い手としての外国人/ほか
・外国人労働者問題の現状認識と問題提起
社会的不平等の新たな次元と「社会的周辺層」
「国民国家」のメンバーシップのゆらぎ
「多文化都市」の出現/ほか
多言語・多文化ブックレット No.3
『外国とつながりのある子どもたち:多言語・多文化化する教室と心理臨床の現場から』
・外国籍の子どもの教育の現状と課題
多様化する問題
国・自治体・ボランティア団体のこれまでの取り組み/ほか
・外国人児童生徒の現状認識と問題提起:心の側面から
言語・文化の問題なのか、こころの問題なのか
日本人の子どもたちとの違いは?/ほか
多言語・多文化ブックレット No.4
『異言語・異文化の中で暮らす:情報流通と法律相談の現場から』
・多言語情報の提供と流通
当事者に届かない多言語情報
なぜ情報が届かないのか/ほか
・法律相談から見る、生活者としての外国人の実情
「外国人」とは誰のことか
外国人法律相談体制の実情/ほか
多言語・多文化ブックレット No.5
『多文化社会への「構想力」を身に付ける:コーディネーターの資質と役割』
・現代社会における「自由」と「管理」
「国家」「国民」について
「多文化」とネットワーク社会の関係は?
ボランティアの可能性はどこにあるか?/ほか
・地域におけるコーディネーターの役割と課題
日本語支援コーディネーター育成事業とその背景
エンパワーメントにつながる研修とは
必要となる自己教育力/ほか
多言語・多文化ブックレット No.6
『文化間対立の超克を目指して:現場で考える教育と人材養成』
・多文化ソーシャルワーカー養成の現状と問題提起
多文化ソーシャルワークの担い手
現場実習重視で養成
プログラムを超えたところに人材養成の神髄が・・・/ほか
・多文化社会とは~対立・緊張、そして新たな関係づくりへ
文化と地域の関係
文化と人間が生きるということとの関係
多文化共生に向けて学び・教育に求められること/ほか
■ 多言語・多文化ブックレット(全6冊)をご希望の方
600円分の切手を貼り、郵便番号、住所、氏名を明記した返信用封筒(角形2号(24cm×33.2cm))を同封の上、封筒の表面左下欄に「ブックレット希望」と記入しセンターまでご請求ください。なお、氏名、連絡先(電話番号又はメールアドレス)を明記したメモを同封して下さい。
※6冊1セットでのご提供となります。
※数に限りがありますので配布部数は個人の場合は各1セットとさせて頂きます。
※団体の方で複数冊のご希望など、お問い合わせはメール tcbook@tufs.ac.jpまでお願いいたします。
あて先
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
東京外国語大学 多言語・多文化教育研究センター 「発行物」係
日時: 2008年03月31日