はるひ野小中学校 中学1年生外語祭ツアー

はるひ野小中学校 中学1年生外語祭ツアー

10月29日に学生ボランティアが出向いて国際理解教育を実践した
はるひ野小中学校の中学1年生(2クラス 64人)が、外語祭期間中の11月
22日今度は東京外国語大学に遊びにきてくれました。
「ベトナムの米粉で作られているうどんの名前は?」「アイヌ料理や琉球料理は
どんなものが売られている?」など班ごとに与えられた「ミッション」を解決す
るために、各語科1年生が出店する料理店や多文化コミュニティ教育支援室が活動を
サポートするGIRASOL、Amigosなど各種団体の展示を回りました。
あいにくの雨にも関わらず、中学生は皆元気いっぱい。
インドネシア舞踊の鑑賞など普段の学校生活とは違った一日を楽しみました。

*参加した中学生の感想:

・インドネシアの民族舞踊は、日本にはない雰囲気で特に、最後の鳥の踊りの衣装やちょうちょの踊り
の衣装などはスカートみたいなところを上手く使っていて興味津々で見入ってしまいました。

・ミャンマーに関するミッションがあり、(講義棟の展示で)色々と教えてもらいました。ミャンマーのことは
あまりよく知らなくて「ぐんじせいけん」なんてことも初めて知りました。この「ぐんじせいけん」というものが
あるためにミャンマーは怖い感じがあると班の人は言っていたのですが、学生の人はやさしい人が多いよ、
と教えてくれました。このように、ミャンマーのことを知らない私でも学生の人達に分かりやすく教えてもらい、
知ることができました。

・ぼくたちの班のミッションに「『オラ』というあいさつの国を探せ」というのがありました。どうしたらよいのか分から
なかったので、道行く人に「オラ」と声をかけました。するとスペインのサッカーのユニフォームを着た人が「オラ」と
言ってくれました。外大生の人は外国でもこのように、自然なかたちでみんなと仲良くしているということを知りました。
やさしい心で外国の人と接したいです。


*Amigos  
 ポルトガル語専攻の学生が中心となり地域の外国人児童生徒に対しての日本語
による学習支援や、ブラジルに関する文化交流などに取り組んでいる団体。
外語祭では全日にわたり、武田准教授率いる「ポルトガル語圏の文化・文学」
ゼミと共催で火薬広場~Praca de Polvora」を開催しました。20日にはミニライ
ブ、21日にはワークショップを開催。はるひ野小中学校中学1年生外大ツア
ーでは「サッカー選手のロナウジーニョの出身はブラジルのどこ?」という
ミッションの解決に協力してくれました。

*ラテンアメリカの会GIRASOL
 2007年、スペイン語専攻の学生で立ち上げた国際協力系サークル、ラテンアメ
リカの会GIRASOL(ヒラソル)。 外語祭では全日にわたり !Viva
Latinoamerica!を開催。メキシコ先住民の民芸品やフェアトレード商品の販売
の他、チャリティフットサル大会や学習支援活動についての発表も行いました。
22日のはるひ野小中学校中学1年生外大ツアーではミッションの解決にも協力し、
GIRASOLメンバーが子どもたちに分かりやすくフェアトレードについて解説して
くれました。

外大に到着。何が始まるのかな?
%E5%A4%96%E5%A4%A7%E3%81%AB%E5%88%B0%E7%9D%80.JPG


どのミッションから解けそう!?
%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%8B%E3%81%AA.JPG


Amigosの展示
Amigos%E3%81%AE%E5%B1%95%E7%A4%BA.JPG

GIRASOLの展示
GIRASOL%E3%81%AE%E5%B1%95%E7%A4%BA.JPG


「みんな頑張ったね!」
最後に賞状を贈りました
%E8%B3%9E%E7%8A%B6%E8%B4%88%E5%91%88.JPG

多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)