多文化バンド BLANK始動!

 多文化コミュニティ教育支援室の活動に携わっている学生7名によるバンド、
BLANKが始動しました。トランペット、アルトサックスはもちろん、オーボエ、
三線(さんしん)などバラエティに富んだ楽器編成となっています。
現在、初舞台となる「高校生のための国際理解セミナー」の交流会に向けて授業の
合間を縫って練習を重ねています。

12日(金)1限 集会室Bで行われたBLANK(ブランク)の練習におじゃまし、
砂田さん(ドイツ語専攻)田口さん(朝鮮語専攻)をはじめとする皆さんに
インタビューしてきました。

―バンド名の“BLANK”の由来はなんですか?
砂田さん:真っ白な気持ちで、そこから多様な色に染めていければという願いを
      込めて。あと、メンバーの大半が楽器演奏をするのが高校以来だったり
     と割とブランクがあるので・・(笑)

―ずばり、バンドのリーダー的存在は誰ですか?砂田さん?
砂田さん:いやいや、精神的リーダーは田口くんです。私はもっぱら事務的な
      面でのリーダーですね。

―多文化バンド発起のきっかけはなんだったのしょう、田口さん。
田口さん:もともと音楽をやりたい、というのは数年前から自分の中にあって。
      支援室には不思議と楽器ができる人が多かったんですよね。でも、
      演奏する楽器は皆それぞれで、演奏する本人たちの人柄も違う。
     習ってる言語も違う。皆の色んなルーツが詰まったバンドができ
    たら面白いなと。

―歌詞には各国語を混ぜて歌っていますね。
砂田さん:メンバーの専攻語でもあるドイツ語、韓国語はもちろん、沖縄の
      言葉でも歌いますよ。ちなみに、ドイツ語は私が書いた日本語の
      詩から翻訳したものです。

―最後に、初舞台に向けての意気込みを教えてください。
砂田さん:皆で一つのものを創る過程を楽しみながら練習していきたいですね。

―和気あいあいと練習していたBLANKのみなさん。多様な楽器や言葉の響きが
生み出す温かなハーモニーが、本番で高校生にどう受け止められるか気になりますね。
演奏曲目は当日のお楽しみです。


三線(さんしん)を練習するBLANKのメンバー
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ギターやトランペットなどバラエティに富んだ楽器
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「出だしはどうしよう?」打ち合わせるメンバー
本番をお楽しみに!
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多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)