2010ジュニアスポーツアジア交流大会

2010ジュニアスポーツアジア交流大会

 8月27日~29日に開催された2010ジュニアスポーツアジア交流大会(東京都等主催)にて
本学から9名7言語の学生が語学ボランティアを務めました。
バンコク、デリー、ジャカルタなどアジア16都市の子どもたちが集まり、バドミントンと柔道で交流
試合を行いました。学生らは大会開催前の浅草などの都内観光、茶道体験など文化交流も
含めたサポートをしました。
デリー(インド)チームのサポートを務めた小澤さん(ヒンディー語専攻)に感想を伺いました。

―大会全日程でボランティアを務めましたが、特に大変だったことは何ですか。
小澤さん:16歳~18歳の柔道選手男女10名のチームを担当していました。ほと
     んどの子が、敬虔なヒンズー教徒で、ベジタリアンなんですね。天ぷらも
     汁のだしに動物性のものが入っていたらダメだったりして。肉の入ってい
     ないカレーを買いに走ったことも何度か・・。

―予想外の出来事でしたね!日本では日頃あまり体験しない感覚というか・・
小澤さん:感覚と言えば、時間の感覚も大分ずれていました。バスの出発時間に
      デリーチームはいつも遅れて、他チームに「すみません・・」というパター
     ンがしばしば。

―色々と大変なことも多かったようですが、最終日は見送りにまで行ったとか。
小澤さん:確かに困らされることは多かったのですが、なんていうか人なつっこくて
      にくめない人柄なんですよね、みんな。今も国際電話やインターネットを
      通じて連絡を取り合ってますよ。

―語学ボランティアにチャレンジしたことで、ヒンディー語へのモチベーションも
上がったという小澤さん。専攻語を使う機会以上に素晴らしい思い出を得たよう
ですね!


会場の様子
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小澤さんとデリーチームの選手
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皆で記念に
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大会ホームページはこちら:
http://www.jsa2010.jp/index.html

多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)