国際理解教育・学習支援活動入門講座 開催

国際理解教育・学習支援活動入門講座を開催しました

日時:5月15日(土)16日(日) 10時40分~16時20分
場所:研究講義棟104教室

「国際理解教育」や「日本語・学習支援」などのボランティア活動を
行う際に求められる知識や技能、考え方を学ぶ入門講座を実施しました。
河北祐子(本学 学習支援専門員) 木下理仁(本学 国際理解教育専門員)
尹 慧瑛(本学 準教授)らが講師を担当。新入生はもちろん、既に支援室を通し日本語・学習支援活動に携わる学生など2日間に渡り計25名以上の学生が参加しました。

●プログラム●

5月15日(土)
10:40~12:10 ワークショップ体験(参加型学習の手法いろいろ) 
 昼休み      ビデオ上映(過去の活動紹介)
13:10~14:40 ワークショップ「ビンくんに何が起きたのか?」
14:50~16:20 多文化共生と国際理解教育の可能性

 
*参加者の感想*
 郡司さん(朝鮮語専攻)
 昨年度冬の高校生のための国際理解セミナーに高校生として参加しました。
 今回の講座を通して、国際理解教育を実践する側は簡単そうに見えてその
 過程で様々なことがあるのだと実感しました。

 佐藤さん(中国語専攻)
 私は、一昨年冬の国際理解セミナーに参加しました。郡司くんと同じように
 国際理解とは何かをどう理解してもうらうか、その手法や難しさを考える
 機会になりましたね。
 
 根津さん(朝鮮語専攻)
 私自身が小学生時代に受けた国際理解教育は、地理の授業のようなものでした。
 一日を通し、国ではなく人を理解する、そのつながり
 が大切なんだなと考えました。小学校の先生になりたいので、参考にしたいと
 思うワークショップの手法がたくさんありました。
 

5月16日(日)
10:40~12:10 子どもたちに必要な言葉
13:10~14:40 日本語・学習支援活動の可能性
14:50~16:20 コーディネーター入門

*参加者の感想*
 田栗さん(ヒンディー語専攻)
 現在新宿の小学校で、マラヤーラム語母語の女の子の
 日本語・学習支援活動をしています。将来的に現場や行政など
 なんらかの形で支援の場に携わりたいと思っています。
 今回は、一度初心に返るために参加を決めました。
 外国から来た人に対し、「なぜ自分たちから周囲に発信していかないの?」
 という意見を持つ学生もいて。人によって考えることは様々なのだと体感しました。


2日目の最後には、ボランティアを通して身につく社会人力をテーマに皆で話し合いました。ワークショップの手法から、ボランティア活動の意義、社会で求められる力まで深く考えた充実した2日間になりました。

ワークショップを体験しよう(1日目)
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教授も交えて語り合う(1日目)
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子どもたちを取りまく環境を考える(2日目)
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ボランティア経験者を囲んで(2日目)
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ボランティアを通して身につく力を考えよう(2日目)
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多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)