世界の格差を考える―川崎市立橘高校 「貿易ゲーム」実践

川崎市立橘高校にて、3月11日(木)と16日(火)に「貿易ゲーム」を実践しました。
世界の経済の動きを疑似体験し、経済のグローバル化と南北格差や国際協力について考えるワークショップ、「貿易ゲーム」。
国際協力系サークル、ラテンアメリカの会GIRASOL(ヒラソル)の活動を通し「貿易ゲーム」の実践経験がある工藤さん(GIRASOL代表 スペイン語専攻)や国際理解教育実践初参加の学生を含む計5名が準備・運営に携わりました。

今年度外語大英語専攻に編入学し、高校教師を目指す今井さん(英語専攻)に実践の感想を伺いました。
「以前、高校生向けの進路情報誌を作る仕事をしていたこともあり、高校生を対象にした今回の実践は学ぶことが多かったです。自分たちオリジナルのではなく既製のゲームを使うことで安心感はありましたが、反対に自分たちが何を伝えたいかが不明確だったも反省しています。高校生でもない、かといってプロフェッショナルでもない、大学生の立場を活かすにはどうしたらよいか改めて考えました」

3月24日(水)の反省会では、貿易ゲームにオリジナリティを加え新入生歓迎会で実践
できないかなと今後の方針もメンバーで話し合われました。

準備を進める学生ボランティア
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紙で商品を作りマーケットに売って、お金を稼ごう
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どうして格差は生まれるのだろう?高校生と一緒に考える
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多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)