府中市立第五小学校 「外国語活動」での授業実践

府中市立第五小学校 「外国語活動」での授業実践

 小学校での「外国語活動」の枠を使い、コミュニケーションの面白さやどうしたら外国語学習が楽しくなるかを伝える授業を8名の学生で3月1日(月)と2日(火)、小学5,6年生それぞれ2クラスを対象に行いました。
1クラスを8つの班に分け、海賊に扮した学生と交渉し破れた地図の破片をめるオリジナルのゲーム「パイレーツ・オブ・タフス」を実践しました。言葉の通じない海賊たちと子どもたちは歌やダンスなど様々な方法でコミュニケーションを取る工夫をしました。最後には担任の先生が自身の宝物にまつわるエピソードを語る場面もあり、子どもたちは熱心に聞き入りました。今回初めて、国際理解教育実践でリーダーを務めた佐藤さん(ビルマ語専攻)は「ゲームと振り返りの内容を連携させるために、学生からこどもたちに伝えたいメッセージや感じて欲しいことをじっくり話し合い共通の見解を持った上でオリジナル ゲームを作りました」とのこと。
そのゲーム「パイレーツ・オブ・タフス」で海賊役を演じた山内さん(ロシア語専攻)は「どう対処したら分からない、未知との遭遇をテーマに、海賊の漫画が流行っていることもあり今回このようなオリジナルゲームを考えました」と 語ってくれました。バンダナや眼帯をして海賊になりきった山内さんらは子どもたちの 人気者に。
後日支援室ホームページに写真をアップする予定ですので、チェックしてみてくださいね
参加した児童からのコメント:「同じ言葉をしゃべらなくても、心が通じあえる事が分かりました。いつか世界の人たちと心を通わせたいです。」 

多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)