メールマガジン45号

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【多文化コミュニティ教育支援室メールマガジン】

      第45号2009年10月16日

        文責:田中
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学生ボランティアの皆さん

 七五三、運動会、合唱コンクール、芋掘り、秋の遠足・・。小さい頃は、イベントが目白押しだったこの季節。
広々と澄み渡る秋空を見ていると、何だか体がむずむずしてきませんか?
高尾山に登山してみるのもよし、外語祭に全力で取り組むのもよし。
あの頃の気持ちを思い出し、一歩踏み出してみたら、素敵な秋が見つかるかもしれない、ですね。


 さて、多文化コミュニティ教育支援室メールマガジンの第45号をお届けします。
このメールマガジンは、月に一度のペースで配信し、支援室の活動内容等を
お伝えするものです。

<注目トピック>
*報告*

★横浜開港150周年記念事業「世界こどもスポーツサミットin横浜」
「世界キッズトライアスロン大会」語学ボランティア★

 中国・台湾・マレーシアなど16の国と地域が参加する、世界で初めてのスポーツを愛するこどもたちのサミットが8月21日(金)にパシフィコ横浜にて開かれました。23日には世界キッズトライアスロン大会も山下公園を中心とするコースで開催され、サミットに参加した子どもたちの多くが出場しました。サミット及び大会期間中、神田外語大学、横浜国立大学、横浜市立大学などの学生がボランティアとして参加。本学からは、モンゴル語専攻中村さんが、モンゴル出身の選手
を連日泊り込みでサポートしました。

関連記事:学生の視点から(中村さんのインタビュー)
リンク:
http://www.jtu.or.jp/yokohama/event/kids.html(世界キッズトライアスロン大会)
http://www.jtu.or.jp/yokohama/event/summit.html(世界こどもスポーツサミットin 横浜)




※※※※ これからの活動予定と報告 ※※※※

■学習支援活動
!募集中!
▼川崎市ふれあい館
 川崎市桜本地区にある、ふれあい館では毎週木曜日の夜と土曜日の昼間に学生たちが
学習支援活動を行っています。支援に通う学生の多くがこの秋から留学に行ってしまったため、新たに支援に加わってくれる学生を募集中です!専攻語問わず、木曜日・土曜日どちらか片方の参加でも大丈夫です。特に、土曜日に来られる方、お待ちしております!

ふれあい館HPはこちら:http://www.seikyu-sha.com/fureai/

▼府中市内学校
 中国から来た、小学6年生の女の子の支援をしてくれる方を現在募集中です!

▼武蔵野市第四中学校内 学習センター すてっぷルーム
 武蔵野市第四中学校内学習センターで行われている「すてっぷルーム」。
ここでは、ボランティアの大学生や日本語の先生が一緒になって、外国から来た子ども
たちや帰国生の学習支援や交流を行っています。現在、ボランティアとして参加してくれる学生を募集中です。学芸大学など、他大学の学生ボランティアとの交流もありますよ。

日時:毎週水曜日 15時半~17時
場所:武蔵野市吉祥寺北町 第四中学校内 学習センター3階
    (吉祥寺駅、三鷹駅よりバス)

☆募集中の学習支援活動への参加申し込み及び問い合わせ先はこちら:
  t-shien@tufs.ac.jp(担当:和田、河北)


*進行中・報告*
▼江戸川区葛西中学校 定期試験前学習支援
 10月上旬、江戸川区葛西中学校にて、中国語・ロシア語・韓国語を母語とする
生徒に、定期試験前の学習支援を行いました。

 ロシア語母語の生徒のサポートを担当した、ロシア語専攻の伊藤さんは
「文化を越えて、言語を越えて、如何に交わるか。ユーモアと笑いがあれば、
大概、場は保てることを学びました。」とコメントしてくれました。

▼川崎市での学習支援
 川崎市内の中学校で、フィリピンにつながりを持つ中学1年生の女の子に対し
2名の学生が夏休み中1ヶ月の支援を行いました。

 担当したモンゴル語専攻の木戸さんは
「日本語がほとんど通じない中、カタコトの英語と身ぶり手ぶりを使ってのコミュニケーション。お互いの『伝えたい』の思いだけで、2人でこんなに色んなことができるんだというのを知ったとき、感動してしまいました。そして私自身日本語をもっと学んでみたいと思いました。」
と感想を話してくれました。


▼府中市学習支援ボランティア
 学生たちが府中市の小中学校に出向き、外国につながる子どもたちに
日本語を教えたり、学校の勉強をサポートしたりしています。

▼府中国際交流サロン
 毎週金曜日夕方に行われている府中サロン。 10月初旬、見学に行ってきました。
日本史の宿題に四苦八苦する子、カードを使ってカタカナを覚える子、ふと部屋の隅を
見ると、ベイゴマ対決をしている子も・・小学生から中学生まで、年齢も出身も様々な
子どもたちが、外大生とペアになり、思い思いの活動をしていました。

 筆者も、学生手作りの「すごろく」に参加させてもらいました。マス目ごとに、日本語の基本的な動詞が書いてあり止まる度に、意味を母語で言い換えたり、ジェスチャーで工夫して表していくというもの。子どもと学生たちの、和やかな雰囲気で、「教室」というよりまさに「サロン」の名がふさわしい心温まる空間でした。

▼足立区での学習支援
 足立区の2つの小学校で、ウルドゥー語を母語とする児童1名とビルマ語母語
の児童1名の支援を継続中です。さらに、11月からは、新たにウルドゥー語母語
の児童に支援を開始予定です。




■国際理解教育
*報告*
★CEMLA夏期集中講座★
 神奈川県内の4つの高校が合同で行っているプロジェクト「CEMLA(セムラ)」。
そこで実施する高校生の夏季集中講座(8月5日~7日、3日間)に支援室の国際理解教育専門員の木下さんが講師を務め、本学学生4人が相模女子大学2名の学生と共に、ボランティアとして参加し、高校生約30名と交流を深めました。
初日は、アイスブレーキング、日本人とコスタリカ人の両親を持つゲストの方による講演。2日目は、班ごとに目標設定をして、中華街で生まれ育った方と一緒に横浜中華街を散策し、最終日3日目に、まとめをするという充実した3日間となりました。

関連記事:支援室インタビュー(学生ボランティア 松嶋さんのインタビュー)

*予定*
★府中市立住吉小学校 国際理解教育★
 府中市立住吉小学校にて、今月21日(水)に「英語」の「研究授業」を実践することになりました。それに先立ち、9月下旬には実践を行う5年生のクラスを見学に行き、短時間ながらに子どもたちと交流しました。子どもたちが、タスク(課題解決)に取り組む中でコミュニケーションの楽しさに気づき、小学校の先生方の今後の授業展開のヒントになるような実践を目指し、現在4人の学生で企画中です。

*予定*
★調布市立調布中学校国際理解教育★
 10月後半から11月前半にかけて、調布市立調布中学校にて2年生を対象に、国際理解教育の授業を行います。10月2日(金)と9日(金)の昼休み、支援室にて、実践概要の説明会を行いました。
学校のホームページ
http://members.jcom.home.ne.jp/chofuchu/


■その他の活動
*報告*
★MIA 夏期教員ワークショップ2009 「まち」・世界をつなぐ国際理解教育 分科会★
 MIA(一般財団法人武蔵野市国際交流教会)が主催する、夏期教員ワークショップ。
武蔵野市の各学校で教壇に立つ先生方が、3日に渡り、多文化共生とまちづくりをテーマにワークショップに取り組みました。最終日の7月31日(金)武蔵境にて、本学学生ボランティアが、5つの分科会のうちの1つを担当しました。

 この日の総合テーマは「出会い!じっくり語り合おう!~この『まち』で世界とつながる」。
支援室による分科会はこれに基づき、「しゃべり場~外国につながる子どもたちの気持ち」と題しました。
参加した学生ボランティア5人のうち、3人は中国につながりが、2人は学習支援経験のある学生です。
支援室スタッフの和田さんをコーディネーターに、5人の学生と7人の地域の先生方が一緒に、「しゃべり場」の題通り、約6時間に渡り、互いの経験や想いを語り合いました。

関連記事:支援室インタビュー(参加学生 松嶋さんのインタビュー)


★2009ジュニアスポーツアジア交流大会 語学ボランティア★
 8月28日(金)から30日(日)の間 バンコク、クアラルンプールなどアジア16都市(東京を含む)のジュニア選手によるバドミントンと柔道の大会が東京で開催されました。大会期間中の試合と交流プログラムにおいて、本学学生23名もボランティアとして選手団のコミュニケーションサポートをしました。

★東京2009アジアユースパラゲームズ 語学ボランティア★
 9月にアジア31の国・地域から障害のある14歳から19歳のジュニア・アスリートが集まり、国際障害者のスポーツ大会が開催されました。選手・スタッフ合わせて849人が6競技に参加したこの大会で、本学学生17名も各国・地域代表団に同行し、語学ボランティアとして参加しました。


★6大学相互有効協力協定締結記念事業 市民が主役のまちづくり大学事業
 一日まるごと調布で6大学を体験!★
 電気通信大学、明治大学、桐朋学園大学、白百合女子大学、東京慈恵会医科大学、東京外国語大学の6大学間で結ばれた相互有効協力協定。この記念事業の一環として、10月4日(日)に調布市文化会館にて、イベント「一日まるごと調布で6大学を体験!」が開催されました。
6大学の入試学校説明会、生涯学習プログラム等の紹介、「夢のある調布のまちづくりを大学と共に」と題した6大学学長等とのシンポジウムなどが行われました。また、電気通信大学によるロボット実演など、各大学の特色を活かした出し物が行われました。このうち、東京外国語大学からは、教育支援室の活動に携わる学生ボランティアが
「世界を感じるワークショップ」を行いました。

 スタッフを務めた朝鮮語専攻の田口さんは
「見た目や言語が違う外国の方に抵抗感を感じてしまう。
そんな人にワークショップに参加してもらうことで、国ではなく、お互い人として接することの大切さを、少しですが体感してもらえたと思います。」と話してくれました。

*進行中*
▼多文化語劇「WA-月餅 on the せんべい-」上演日時決定!
 来月の外語祭に向けて、多言語・多文化劇「WA-月餅 on the せんべい-」上演企画 が進行中です。
この度、上演日時が決定しました!

日時:11月21日(土) 18時20分~
場所:研究講義棟101教室

 メンバーの学生たちは、夏休み期間も大学にて、語劇ワークショップへの参加や、101教室での舞台練習など稽古を重ねてきました。9月30日(水)に行われた101教室練習で、リーダーの中村さん(スペイン語専攻)に進行状況をインタビューしました。

「今日主に練習したのは、教室のシーンでしたが、10月中には通し練習が出来るように励んでいきます。焦る気持ちもありますが、みんなとてもやる気に溢れているので、この調子で頑張っていこうと思います。」パリっとしたシャツとパンツ姿で演出をこなす中村さんの言葉から、意気込みを感じられました。
支援室の仲間のいつもとは違った一面や新たな才能を見る機会になるかもしれません。今から完成が待ち遠しいですね。

▼うりぬり
 朝鮮語専攻の学生と、韓国の留学生が中心となって活動している団体で、主に小中学校での文化交流や日韓の学生間交流を行っています。

▼Amigos
 ポルトガル語専攻の学生が中心となって活動している団体で、地域の外国人児童生徒に対しての日本語による学習支援や、ブラジルに関する文化交流などを行っています。
 
 先月9月23日~25日にかけて、6名の学生が、日系ブラジル人が多く住む静岡県浜松市で合宿を行いました。ブラジル、フィリピン、中国をはじめとする外国にルーツを持つ子どもが多く通う、地元の小学校で2日間、授業のサポートをしてきました。まだ日本語で授業を受けるのが難しい子どもにマンツーマンで付き添い、普段の彼らの生活を間近で感じてきました。一緒に給食を食べたり、校庭で遊んだりもしたそうで、
 その時の感想を、代表のポルトガル語専攻の岩下さんに伺いました!
 
 「子どもたちはとてもいきいきとしていて、楽しそうに学校生活を送っています。しかし、やはり日本語ができないという溝が他の日本人の子供たちとの間にはあって、それを埋めるために一生懸命に勉強しています。そういった子どもたちや、外国語をまじめに教えている特別教室の先生方を見ると、私たちの勉強している言語で、このように何か人の役に立てられないか、と考えさせられます。最後には、私の担当した子が、お別れのお手紙をくれて、日本語でがんばって『話を聞いてくれてありがとう』と書いてくれました。ああ、短い間でも話をしてみるだけで子どもにとっては何かが変わるんだなぁと思い、『会話」』の大事さを実感しました。」

 現在も、専攻語に関わらず、一緒に活動する仲間を募集中です。外語祭では活動紹介や展示をするので、皆さんぜひ、見に行ってみてはいかがでしょうか。

AmigosのHPで写真入りブログを見れます:http://www.tufs.ac.jp/st/club/amigos06/

▼GIRASOL
 2007年、スペイン語専攻の学生で立ち上げた国際協力系サークル、ラテンアメリカの会GIRASOL(ヒラソル)。
6月より町田で、ペルーから来た人を支援するNPO団体AJAPE(アハペ)で、子どもたちに勉強を教えるという形で参加しています。また、9月末からは川崎市内の中学に通うペルーの女の子の学習支援も行っています。

 そして、今年も外語祭にて展示を行うことが決定しました。
学習支援の報告に加え、ラテンアメリカ地域の展示や、途上国で作られた商品の日本での販売を行っている団体の、委託販売も行います。
場所は講義棟105教室です。皆さん、この機会にGIRASOLの活動に触れてみてはいかがでしょうか。

 後期も新しい活動が楽しみなGIRASOLの、オフィシャルブログもぜひチェックしてみて下さい。
http://ameblo.jp/latinoamerica-girasol


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■支援室インタビュー

 今回は、CEMLA夏期集中講座、MIA 夏期教員ワークショップ2009に参加した中国語専攻の 松嶋さんにインタビューをしました!
中国と日本に対する想い、人と人とのつながりを語る松嶋さんの言葉を、ぜひ読んでみてください。

―出身は中国だそうですね。
 中国長春で生まれ、12歳のときに秋田県に引っ越してきました。地元の小学校の6年生に編入しました。頻繁に謝ったり、あまり本音を出さない日本の習慣に最初は戸惑うことが多かったですね。

―来日したての頃で、印象に残る出会いはありましたか。
 小学校で若い女の先生が、いつも私に付いていてくれました。中国語は分からない方でしたが、私のことを一生懸命知ろうとしてくれて。お互いに、日本と中国の文化や習慣を教えあっていました。

―今回、CEMLAとMIAの活動に参加してみた理由というのは?
 自分を豊かにしたかった、と言ったらよいのかな。私のように、外国につながりをもつ人の存在が日本で珍しくなくなってきましたよね。もっと知って欲しいって感じて。MIAでは先生方が、私たちの話に熱心に耳を傾けてくださり、CEMLAでは3日間を通して高校生の成長を感じました。
     
―自分の中での、新しい発見はありましたか。
 小学校で私に付いていてくれた先生が、中国のことをほとんど知らない人でよかったなって。知らない分、お互いに関係を築こうと頑張れて、分かり合えたときの達成感が大きかった。「この人と仲良くなれたから、ほかの友だちとも上手くできる」って。人間関係を諦めない力がついたんだなと、今になって気付きました。

―「人間関係を諦めない力」というと?
 外国から日本に来て、上手く馴染めず、自分の殻に閉じこもってしまう子って多いと思うんです。でも、「分かってくれない」って諦めず、何とか上手い距離感を掴もうとしてみる、向き合ってみる。

―日頃の人間関係にも言えることですね。 自分の中で、中国と日本の比重はどのくらいだと感じますか。
 4年ほど前に、日本国籍を取りました。でも、祖父がつけてくれた中国名への想い入れは強いです。外大で中国語専攻にしたのも、もっと中国語で論理的な文章を読めるようになりたいって思ったから。どちらの国にも長短はやっぱりありますね。そういう部分も含めてどちらも好き。夏休み中は、中国の歴史ドラマにハマってインターネットでかなり見てました(笑)

―最後に、松嶋さんの座右の銘を教えてください!
 「功之成、非成于成之日」(功の成るは、功の成るの日にあらず)。
 大学受験のとき、机の前に貼っていた言葉です。
 成功は、その日一日の上に成り立った分けではない。その過程が成功につながる、という意味です。

*******インタビューを終えて*****
「人と向き合う」「前を向いて人生を見つめる」。
一見、多くの人が語ることですが、松嶋さんにとっては全てが自分の体験から生まれたことば。その分、松嶋さんの「諦めない」という一言には、とても大きなパワーを感じました。

 インタビューは実に2時間に及びました。ここでは書ききれない、彼女の素敵な言葉は、まだまだたくさんあります。
「後期は、日本語と中国語を活かした学習支援にチャレンジしたい」と意欲を語ってくれた松嶋さん。
ぜひ支援室で会ったら皆さんもお話ししてみてくださいね!きっと大きなパワーをもらえるはずです。

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■学生の視点から
 横浜開港150周年記念事業の一環である、「世界こどもスポーツサミットin横浜」〈8月21日)
及び「2009横浜国際トライアスロン大会」にて、語学ボランティアを務めたモンゴル語専攻の中村さんにインタビューしました!

―今回は、専攻しているモンゴル語を活かしたボランティアにチャレンジしましたね。
  モンゴルの人と関わりたいって気持ちがあったので参加しました。僕がお手伝いしたのは、モンゴルから来た13歳の男の子です。ティーマって愛称で呼んでましたよ。

―サミットでは逐語通訳を経験したそうですね。
 サミットは、「世界こどもスポーツ横浜宣言」の採択目的に行われました。元々、原案が出来ていて。壇上で、英語・日本語で子どもたちが話し合う。それを後ろで僕たち、学生ボランティアが訳す。まさに、首脳によるサミットの縮小版、といった感じで緊張もしました。


―トライアスロン大会でのサポートはどうでしたか。
 本番よりも前日のリハーサルと事前説明会が大変でした。山下公園を中心とする複雑なコースの説明、自転車の移動についてなど、コーチ兼ティーマくんのお父さんに納得してもらうのに苦戦しました(苦笑)

―期間中、計4日間泊り込みでのフルサポート。今振り返ってみていかがですか。
 外大生が僕一人どころか、大会関係者自体にモンゴル語と日本語が分かるのが自分だけで。頼れるのは自分しかいない!と思い結構大変でした。でも、他大学や他の地域の子どもとも仲良くなれました。
 相手が本当に心配していることは何なのかを察したり、聞く姿勢を持つ、そういった「言葉に先立つもの」の大切さを学べました!

*******インタビューを終えて*****
「あ、でも、やっぱり単語力も必要ですね。心があっても補えない部分はあります。」と最後に付け加えてくれた中村さん。相手への思いやりと、語学スキル、両方を精一杯使って取り組んだ中村さんに、その活躍を称えて主催者側より感謝状が送られました。
HPに、ティーマくんと中村さんの4日間の素敵な写真を掲載しました。そちらもぜひチェックしてくださいね!




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編集者より

 同期の多くが、留学に旅立つ一方、就職活動が開始しました。
大学3年生にとって、この時期はひとつの「決意」の時だなと感じる今日この頃です。

2年生の皆さんも、ゼミ選択や留学で迷い、1年生の皆さんも、大学に慣れて
自分のサークルや専攻語に前とは違った見方が出てくる、そんな時期かもしれません。

字幕翻訳家の戸田奈津子さんが、講演会でこんなことを話してらっしゃいました。

「The choice was mine.と言える、意志を持った選択を。」

「自分らしさ」に迷う毎日ですが、今日も明日も、笑顔で過ごしたいですね。



田中

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このメールマガジンに関する御意見、もしくは支援室の活動に関連して、学生にとって
有益な情報がございましたら、t-shien@tufs.ac.jp(支援室代表)までメールにてご連絡
いただければ幸いです。

多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)