第4回 高校生のための国際理解セミナーを実施しました!

第4回 高校生のための国際理解セミナー
日時:7月26日(日) 10:00~17:00
場所:留学生日本語教育センター
参加者:高校生28人

内容:午前の部 テーマ 「文化とアイデンティティ」
    世界のことばでこんにちは
    他人に自分を例えてもらう
    「ちゃんけん」ゲーム

    午後の部 テーマ「ともに生きる」
    すごろく風ゲーム「TUFS」(転校うろうろふらふらシミュレーション)
    ミックスルーツの若者のドキュメンタリー番組を題材にしたディスカッション


毎年夏と冬に行われている高校生のための国際理解セミナーが今年も開かれました。
グローバルセミナー、略して「グロセミ」の名で親しまれるこのセミナーの開催に向けて
学部1年生~4年生まで24名の学生が午前と午後の2つの班に分かれ、6月から準備を進めてきました。

午前の部では、世界の国のことばで挨拶をし合ったり、じゃんけんをベースとしたオリジナルゲーム「ちゃんけん」のチーム(村)対抗戦をしたりと、体を動かすアクティビティを通しアイスブレイキングを行いました。

午後の部では、外国から来た転校生を体験するすごろく風ゲーム「TUFS」や、外国につながりをもつ「ミックスルーツ」の若者のドキュメンタリー番組を見てグループディスカッションを行い考えを深めました。一日の活動を通し、「自分」と「相手」、「ともに生きる」とは何か、学生スタッフ、高校生が一緒になって考えた、熱い一日になりました。

高校生の感想より
○人と人が「共生」することは、人と受け入れる必要があり、それは自分の信念・考え方を少し曲げることなので、簡単ではないが、通じ合ったときには楽しいし、嬉しいのでこれからも頑張っていきたいと思った。
-高校2年生

○普段自分が漠然と考えていることをゲームやディスカッションで明らかにできたし、新たな発見やものの見方ができました。物事の本質が少し見えた気がします。自分で考えているとどんどん深みにはまってどうしようもないことを人と話合ったことでふと別の考え方が出てきて抜け出せたり、こんな側面もあったんだと思えたり心が少し楽になりました。
-高校3年生


チーム(村)別対抗ちゃんけん大会の各村の村長(学生スタッフ)
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外国から来た転校生を体感するすごろくゲーム「TUFS」
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ディスカッションの様子
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一人ひとり、「共に生きる」ことについて思うことを一枚の紙に
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最後に全員で記念写真
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多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)