ラテンアメリカの会GIRASOL 町田市立真光寺中学校ワークショップ実践

2007年、スペイン語専攻の学生で立ち上げた国際協力系サークル、ラテンアメリカの会GIRASOL
(ヒラソル)。6月19日(金)に東京都町田市立真光寺中学校の「国際交流の日」というイベントで
多文化共生をテーマにワークショップを行ってきました。

真光寺中学校では毎年一回「国際交流の日」と題したイベントがあり、国連やJICAなど様々なNGOや団体を呼んで午前中を分科会、午後を全大会といった形式で行っています。昨年度も支援室の学生全体からボランティアを募り分科会の一部を担当しましたが、今年はGIRASOLが担当することになりました。

当日は、2年生の生徒約40人を対象に、「日本の中の外国、世界の中の日本」をテーマに日系人を題材にして自分なりの多文化共生を考えてもらおうという趣旨で人型に「自分成分表」を書き込んでの自己紹介、メキシコでの七夕の様子など写真の一部を 隠して推測するフォトランゲージ、日系ブラジル人の10代の女の子が撮ったビデオを見てのディスカッションを行いました。

増岡さん(スペイン語専攻)は

「企画内容を2週間前に大幅に変更したので大変でした。当初の内容には一貫性やGIRASOLらしさがいまひとつ感じられなかったのですが、5月末にGIRASOLスタディ・ツアーと題して行った横浜のJICA移住資料館で写真や日系人というヒントを得て、そこから今回の内容が生まれました。満足度としては60~70%ぐらい・・ですかね。ディスカッションの盛り上げ方をもう少し工夫すればよかったかなと。ですが、内容に一貫性がありましたし何よりGIRASOLの今回担当した4人のチームワークはばっちりでした!生徒の皆さんには日系人が何なのかは分からなくても『いる』という事実は伝えられたと思います。
次は参加者全員に本当に楽しんでもらえる、そんなワークショップを作りたいですね!」

と語ってくれました。


GIRASOLオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/latinoamerica-girasol

多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)