「第3回 高校生のための国際理解セミナー」の参加者による報告書ができました

第3回目となる「高校生のための国際理解セミナー」が、2008年12月25日、26日の2日間、東京外国語大学の府中キャンパスで実施されました。

本学の多言語・多文化教育研究センターが企画・運営するこのセミナーは、10代の若者に、世界のさまざまな課題について考えるきっかけを提供し、文化や国際問題に対する感性とコミュニケーション能力を高めてもらうことをねらいとしたもので、プログラムは、「文化とコミュニケーション」や「多文化共生」をテーマとした本学教員によるレクチャーやワークショップ、参加者によるグループ討議と発表、本学の学生による大学紹介や交流プログラムなど。今回は、全国から21名の高校生が参加しました。本学の学生、留学生も、交流プログラムを企画したり高校生のグループ討議や発表をサポートしたりと、いろいろな場面で活躍しました。

参加した高校生からは、
「今まで考えたこともなかった問題を、セミナーに参加した仲間と共に真剣に考え、話し合いました。考え、発信し、答えが返ってくる。こんな充実感は今まで感じたことがありませんでした」
「このセミナーをきっかけに、普段なにげなく使っている言葉の意味を考えたり、アイヌ民族や在日コリアンといった国際面の記事を見るようになったりしました」
などの感想が寄せられました。

報告書はこちら(PDF)

多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)