メールマガジン32号
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【多文化コミュニティ教育支援室メールマガジン】
第32号2008年5月30日
文責:河原
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多文化コミュニティ教育支援室 学生ボランティアの皆さん
多文化コミュニティ教育支援室メールマガジンの第32号を送信いたします。
このメールマガジンは月に一度のペースで配信し支援室の活動内容等を
お伝えするものです。
<今月の注目トピック>
★多文化コミュニティを訪ねるスタディ・ツアー
外国人が多く暮らす町〝多文化コミュニティ″を訪ね、その町で起こっている課題や
外国人と日本人が〝共に生きる″ための取り組みを知るため、スタディ・ツアーを
実施します。
Aコースでは、神奈川県川崎市の韓国・朝鮮籍の人が多く住む桜本地区を、
Bコースでは、韓国や中国をはじめインドやマレーシアなど、様々な国の料理店
・雑貨
屋の建ち並ぶ新宿区大久保を訪ねます。
①事前研修会 AB共通
5月23日(金)、28日(水) 14時50分~16時20分
②現地訪問
Aコース 川崎市桜本 5月31日(土)
Bコース 新宿区大久保 6月14日(土)
③座談会
6月18日(水) 14時50分~16時20分
★町田市立真光寺中学校 国際理解教育実践
6月20日(金)に中学校2年生を対象に実践を行います。現在7名の学生が実践に
向けての準備をしています。多文化共生をテーマに、外国語による授業の疑似
体験や、日本語のプリントを外国から転校してきた生徒のために作り直すプロ
グラムなどを予定しています。
※※※※ これからの活動予定と報告 ※※※※
■学習支援活動
▼府中市学習支援ボランティア
学生たちが府中市の小中学校に出向き、外国につながる子どもたちに日本語を
教えたり、学校の勉強をサポートしたりしています。現在、小学校4校計5名に
学習支援を行っています。
▼府中国際交流サロン
毎週金曜の放課後、府中国際交流サロンにて学習支援活動を行っています。
■国際理解教育活動
▼町田市立真光寺中学校以外に関しては、随時お知らせさせていただきます。
■その他の活動
▼うりぬり
朝鮮語専攻の学生と韓国の留学生が中心となって活動している団体で、主に
小中学校での文化交流や日韓の学生間交流を行っています。
☆新入生歓迎会
日時:5月15日(木) 18時30分~21時
場所:紅葉丘文化センター
内容:韓国料理をうりぬりのメンバーで一緒に作り、新入生との交流を行いました。
13名の1年生が参加し、楽しい時間を過ごしたようです。
▼Amigos
ポルトガル語専攻の学生が中心となって活動している団体で、地域の外国人児童
生徒に対して、日本語による学習支援とブラジルに関する文化交流などを行って
います。
☆「移民人生ゲーム」で学ぶブラジル移民
日時:5月16日(金) 18時~20時
場所:研究講義棟207教室
内容:STUDYTOURを有意義にするためにも、移民の人生や当時のブラジルの状況を
学生手作りのゲームを使って体験しながらたどってみようという企画です。
参加した8名の学生は、楽しみながら移民について学びました。
☆JICA横浜STUDYTOUR
日時:5月17日(土) 10時~13時
場所:JICA横浜 海外移住資料館
参加人数:15名
内容:2008年は日本人のブラジルへの移民100周年で「日伯交流年」に指定されて
います。JICA横浜移民資料館では、「新世界に渡った日本人」をテーマにした
ものがありました。職員の方の話を聞き、今まで持っていた移民のイメージが
変わったという学生もいました。具体的には、日系移民の中には必ずしも悲壮
なものではなく、中にはさらなる富を求めて富裕層もいたという話が新鮮で
印象的だと言っていました。
☆ブラジル料理会
日時:5月23日(金) 16時30分~20時
場所:紅葉丘文化センター
内容:ブラジルの料理をAmigosのメンバーと一緒に作るイベントです。
材料は、五反田のブラジル店で仕入れた本格的なものでした。
☆Amios学習支援
日時:5月24日(土)、31日(土) 9時~12時
場所:神奈川県立鶴見総合高校
内容:外国につながる生徒対して、学習支援を日本語で行います。
▼多言語・多文化教育研究センター プロモーションビデオ
完成に向けて現在準備中です。
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■支援室Q&A
▼ここでは、毎月、支援室に関わる素朴な疑問にお答えします。
Q 支援室の活動日を教えてください。
A 決まった活動日があるものと、活動日を自由に決めているものがあります。
Q ミーティングの様子を教えて下さい。
A 学生が主体で行っています。専門的なことは適宜、スタッフのアドバイスをいただけます。
終始、なごやかな様子です。
Q イベントや活動に参加したいのですが、知り合いや友人がいなくて不安です。
やっていけるでしょうか?
A はい。私もはじめは不安でしたが、優しい先輩のおかげで今の私があります。
一回参加してしまえばこっちのもんです。
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■学生の視点から
▼支援室の活動体験者の声
ここでは、毎月、活動を行った人たちの感想や意見を紹介していく予定です。
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国際理解教育活動に参加しようと思ったきっかけ
インドネシア語専攻 金丸
私は支援室の学習支援活動を行っているのですが、今回は国際理解教育にも挑戦
したいと思い参加しました。活動はもちろん、児童生徒のためというのもありますが、
自己成長のためとも思っています。今回は本番の授業に参加できませんが、企画
段階で私の経験が活かせればと思っています。
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東京国際ユースサッカー大会に参加して
ポルトガル語専攻 井戸入
僕が参加したのは27日の1日だけだったのですが、その中でも学ぶことはたくさんあった
と思います。普段は教室で文法の勉強をしたり、様々な分野の文献を読解するなどして
ポルトガル語の勉強をしていますが、実際に『生きたポルトガル語』に接するというような
機会はほとんどありませんでした。子供たちと話すことは、授業中にネイティブの先生方
と話すのと違い、話すスピードという点でかなり容赦のないものでした。
今回体験したことを今後の勉強へのモチベーションに繋げて、これからもレベルアップ
していきたいと思います。実用性という面での経験がまだまだ乏しい僕らにとって良い
機会だったのは間違いありません。また機会があれば参加したいと思います。
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編集者より(ロシア語専攻 河原)
新入生の皆さんは大学生活に慣れましたか。きっとサークルや部活動も本格的に
始動して、大学生活を満喫していることでしょう。私が1年生の時はとにかく色々なイベント
に参加していました。様々なものに参加することによって、いったい大学生活で何がやりた
いか想像を巡らしてみてくだい。この支援室の活動は、他の大学でも社会人になってもなか
なか関わることのできないものばかりです。多くの方の参加をお待ちしています。
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このメールマガジンに関する御意見、もしくは支援室の活動に関連して、学生にとって
有益な情報がございましたら、t-shien@tufs.ac.jp(支援室代表)までメールに
てご連絡いただければ幸いです。