メールマガジン第19-20号

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 【多文化コミュニティ教育支援室メールマガジン】
    学生の声特集           第19・20号 2006年4月4日
                          文責:河原 
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多文化コミュニティ支援ボランティアのみなさま:
 多文化コミュニティ教育支援室メールマガジンの第20号を送信いたします。こ
のメールマガジンは月に一度のペースで配信し、支援室の活動内容等をお伝えするも
のです。今回はこれまでの活動に関わってくださった学生からの声を集約し、実際に
多文化コミュニティ教育支援室に集う学生がどのような思いで活動を行なっているか
をお伝えします。そのなかでも特に、多くの学生が参加してくれた国際理解教育の現
場からの声をお届けします。

???????国際理解教育ボランティアについて??????-
国際理解教育ボランティアは本学の学生や留学生がチームを組んで小・中学校へ出向
き、総合的学習の授業時間等を使って学生の勉強している地域や留学生の故郷の文化
の紹介するものです。学生らが今までの授業や、留学などを通して経験してきた事を
伝えたいという気持ちと総合的学習の時間を利用して子どもたちにもっと広い世界を
知って学んでもらいたいという小・中学校の思いが合致して行われることになりまし
た。昨年度に引き続き、今年度もさらに実践を重ねていく予定です。

????-本学学生が国際理解教育に参加した学校一覧????-

◆府中市立第七中学校
◆府中市立小柳小学校
◆川崎菅中学校
◆川崎東柿生小学校
◆狛江市立狛江第一小学校
◆新宿区立大久保小学校
▼川崎市京町小学校(学童保育)
▼品川区立杜松小学校(学童保育)

▼学生の視点から
■「国際理解とは何か」
ロシア語専攻 河原
わたしの考える「国際理解」というのは名前からして「すごいこと」「むずかしいこと」と思われがちですが、じつは身近な所にあると思います。例えば、普段食べている食材がどこから来たかなどといったことを意識するだけで、国際理解になると思います。もちろん、人を媒体とした理解も必要であり、そちらのほうが直接的で得るものが多いと思います。そこに私たちの活動意義があるのではないかと思います。挨拶が遅れましたが今回からメールマガジンとHPの担当になりましたよろしくおねがいします。

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■「コーディネーターのすすめ。活動に興味を持っているみなさんへのメッセージ」
① カンボジア語専攻 柴本
1年間国際理解ボランティアをやってきて得たものは、言葉にうまく表せませんけれど、自分自身あ色々な点で成長できた点です。また、実践に行くメンバーやその国についてのバックグラウンドなどを知ることにより、世界と自分との距離がいっそう縮まりました。また、府中サロンの活動をしましたが、何よりも子ども達が嬉しそうな姿をみるのが幸せでした。これからも府中サロンの児童生徒が成長できる手助けをしたいです。

②カンボジア語専攻 坂本
私は支援室の活動を通して色んな人達と触れ合う楽しみを覚えました。私がやっている国際理解教室では、小学生を相手に外国のことを知ってもらおうと授業を行なっています。たくさんの人と触れ合ういい機会ですし、支援室の方々はとても親切で良くして下さいます。一緒に楽しい授業をやりましょう。

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▼留学生の視点から
■「学習支援で得たもの」
李 さん
私が学習支援で得たものは自分の日本語を見つめることができたこと、教えることの意味を考えることができたことです。来年度の活動での目標は、もっと効率よく楽しく教える方法を見つけていくことです。
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多文化コミュニティ教育支援室は、本学の学生が大学で学んでいる各国の言語や文化
に関する知識を活かしながら、日本で暮らしている外国人児童生徒に対する学習支援
ボランティア活動を大学としてサポートし、多言語多文化化しつつある地域社会が求
める人材の育成を目標としています。今回は、実際に活動に参加してくださった学
生、留学生の声をお届けしました。定期的に、このような学生の声を反映させたメー
ルマガジンも送信させていただきます。ご期待ください。

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 このメールマガジンに関する御意見、もしくは支援室の活動に関連して、学生
にとって有益な情報がございましたら、t-shien@tufs.ac.jp(支援室代表)まで
メールにてご連絡いただければ幸いです。

多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)