メールマガジン第18号

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【多文化コミュニティ教育支援室メールマガジン】
                        第18号 2007年1月23日
      文責:猪狩
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多文化コミュニティ支援ボランティアのみなさま:
多文化コミュニティ教育支援室メールマガジンの第18号を送信いたします。
このメールマガジンは月に一度のペースで配信し支援室の活動内容等をお伝えするものです。多文化コミュニティ教育支援室は、本学の学生が大学で学んでいる各国の言語や文化に関する知識を活かしながら、日本で暮らしている外国人児童生徒に対する学習支援ボランティア活動を大学としてサポートし、多言語多文化化しつつある地域社会が求める人材の育成を、次の4つの活動を通して目指しています。(1)学生ボランティア活動のサポート、(2)教育研修プログラムの実施、(3)調査研究、(4)国際理解を深めるための各種講座。

※※※※ これからの活動予定 ※※※※
【1月の活動予定・日付順】
■府中市学習支援ボランティア
 11月に府中市教育委員会と学習支援に関する覚書書を取り交わして以降、着実に学習支援の実践を積み重ねてきました。1月には、新たにセブアノ語(ビサヤ語)の学習支援活動がスタートすることになります。セブアノ語はヴィサヤ諸島中部 、ミンダナオ島北部、西部で話されている言語で、フィリピン語科の学生が担当します。

■川崎市国際理解教育研究会議
日時:1月22日(月)
 これまで、川崎市の小・中学校と当支援室と共同で国際理解教育の実践にかかわってきました。現在、これまで行なわれてきた実践の再検討を行なっている最中です。来月28日(水)にこれまでの実践の報告会を行なう予定です。

■川崎市立東柿生小学校実践
日時:1月24日(水)、26日(金)、29日(月)、30(火)
 1年生から6年生までの実践が1月下旬に集中して行なわれます。実践は第3回目、最終回になりました。それぞれのチームが第3回目の実践を、毎週木曜日の昼休みのミーティングで話し合い、実践に向けて準備をしています。

■継続的な活動
 ▼府中国際交流サロン
 日時:1月12日(金)
 年明け、1月12日より活動が再開され、学生6人が活動に参加しました。今後も継続的に毎週金曜日活動していきます。今年度は2月23日(金)が最後の授業日となります。3月には3者面談を行ないます。
 ▼東京外大在日外国人交流ネットワーク(Amigos)
 日時:1月11日(木)
 新宿区立大久保小学校での学習支援活動が再開されました。今学期末まで積極的なサポートを続けていく予定です。
 ▼うりぬり
 日時:1月6日(土)
 新年早々品川区立立杜松小学校の学童保育である「すまいるスクール」で活動が再開されました。隔週ごとに韓国紹介を続けていきます。
※※※※※ニュース目次※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◆府中第七中学校国際理解教育実践
◆新宿区立大久保小学校国際理解教育実践
◆府中市学習支援ボランティア
◆継続的な活動
 ▼府中国際交流サロン
 ▼東京外大在日外国人交流ネットワーク(Amigos)
 ▼うりぬり
◆年末行事について
 ▼忘年会
 ▼大掃除
 ▼クリスマス会
◆支援室閉室期間について
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◆府中第七中学校国際理解教育実践
日時:12月12日(火)
今回は、府中第七中学校にて中学生のグループプレゼンテーションを聞いてアドバイスを行ないました。生徒はアルゼンチン、グルジア、インドネシア、中国、ブラジルについてそれぞれ調べた内容をプレゼンテーションとしてまとめ、各国の留学生の前で発表しました。生徒の発表はインターネットに偏っている部分もあり、留学生の意見を取り入れる事で、日々の生活に根ざした知識を吸収しました。

◆新宿区立大久保小学校国際理解教育実践
日時:12月14日(木)、21日(木)
 大久保小学校での国際理解教育の実践の第4回、5回目の実践を行いました。韓国からの留学生の金智恩さんが実践を担当し、韓国の文化・風習を紹介し交流を深めました。4回目は韓国のユンノリという遊びについて、5回目は韓国料理チヂミを作ってたべました。やんちゃな子どもたちが多く、なかなか伝えるのは難しかったとのことですが、遊びや料理という実際に体を使っての体験は、忘れがたいものになると思われます。
※ユンノリ…韓国のスゴロクのようなもの。お正月に楽しむ。

◆府中市学習支援ボランティア
 11月に府中市教育委員会と学習支援の覚書を交わしてから、これまでに6件の学習支援に関するサポート要請をうけ、そのうち5件を実施中です。アラビア語、タガログ語、中国語を母語とする5名の外国籍の子どもたちに対する支援が既にスタートしています。学生が週1回~週3回の訪問をしています。児童と一緒に授業を受けながら横について学習をサポートしたり、個別に取り出して日本語を教えたり、児童の日本語のレベルに合わせてサポートを行なっています。

◆川崎市国際理解教育研究会議
日時:12月21日(木)、25日(木)
 現在、多文化コミュニティ支援室では、川崎市の多くの小・中学校と提携して国際理解教育の授業を展開しています。12月の会議においては、これまでおこなわれた川崎市立土橋小学校、川崎市立宮前平中学校の教育実践の授業案を振り返り、今後一つのモデルとして提示するための検討会がおこなわれました。

◆継続的な活動
▼府中国際交流サロン
日時:12月22日(金)まで
12月22日まで年内の活動がおこなわれました。毎週金曜日に行なわれてきた活動の年内の締めくくりとしてクリスマス会を行ないました。会では和やかな雰囲気の中で学生と子どもたちがこれまでのサロンの活動のふりかえりや新年の目標を発表しました。
▼東京外大在日外国人交流ネットワーク(Amigos)
日時:12月19日(火)まで
 12月19日(火)まで新宿区大久保小学校での外国籍児童に対する学習支援がおこなわれました。
▼うりぬり
日時:12月16日(土)まで
 12月16日まで品川区立立杜松小学校の学童保育である「すまいるスクール」での韓国文化紹介が行なわれました。
 
◆年末行事について
▼忘年会
日時:12月19日(火)
 支援室の活動に関わった学生・教職員の間で忘年会が行なわれました。学長も忙しい時間を割いて参加して下さいました。学生、教職員ともに打ち解けた雰囲気のなか率直な意見を交換し合い、今後の活動のアイデアについてもじっくりと語り合いました。

▼大掃除
日時:12月22日(金)
 普段支援室の活動に携わっている学生・教職員らが支援室の大掃除をおこなってくれました。活動を振り返りながら一年間の埃を払い、来年に向けての用意を整えました。

▼クリスマス会
日時:12月23日(土)
 武田運営委員長の自宅にて支援室に関わる学生・教職員とのクリスマス会が行なわれました。学生らが手料理を振る舞い、学生・教職員・留学生が親睦を深めました。

◆支援室閉室期間について
日時:12月23日(土)~1月8日(月)
 上記の期間中、冬季休業期間ということで支援室を閉室いたしました。

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 このメールマガジンに関する御意見、もしくは支援室の活動に関連して、学生
にとって有益な情報がございましたら、t-shien@tufs.ac.jp(支援室代表)まで
メールにてご連絡いただければ幸いです。次号は2月20日頃配信予定です。

多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)