メールマガジン第12号

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【多文化コミュニティ教育支援室メールマガジン】
                        第12号 2006年5月2日
      文責:猪狩伸平
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多文化コミュニティ支援ボランティアのみなさま:
多文化コミュニティ教育支援室メールマガジンの第12号を送信いたします。
このメールマガジンは月に一度のペースで配信し支援室の活動内容等をお伝えす
るものです。今回は今後の活動予定と、これまでの活動をご報告いたします。
多文化コミュニティ教育支援室は、本学の学生が大学で学んでいる各国の言語
や文化に関する知識を活かしながら、日本で暮らしている外国人児童生徒に対す
る学習支援ボランティア活動を大学としてサポートし、多言語多文化化しつつあ
る地域社会が求める人材の育成を、次の4つの活動を通して目指しています。(1)
学生ボランティア活動のサポート、(2)教育研修プログラムの実施、(3)調査研究、
(4)国際理解を深めるための各種講座。

※※※※ これからの活動予定 ※※※※
【5月活動予定・日付順】
■川崎市国際理解教育実践校訪問
日時:5月1日(月)
 昨年度国際理解教育の実践が行われた川崎市東柿生小学校に加えて、川崎市立土橋小学校でも実践が予定されていることから、支援室の運営委員とスタッフが訪問し、「協定書」を取り交わす予定です。

■多文化コミュニティ教育支援室懇親会
日時:5月8日(月)
 現在、支援室においては様々なボランティア活動が行われています。同じ支援室で活動するボランティア同士の交流を深め、グループの枠を超えた実践を行っていくきっかけとして、学生側からの呼びかけで開催する運びとなりました。人数にまだ余裕がありますので、参加希望者は5日正午までに、t-shien@tufs.ac.jp(支援室代表)までタイトルを「懇親会参加希望」とし、名前・専攻語・学年・連絡先(携帯電話)を明記の上ご連絡下さい。ボランティア活動について他の学生から様々な意見を聞いてみたいと考えているみなさま、是非ご参加下さい。(尚、定員に達し次第募集は締め切らせていただきます。)

■サロン指導計画書締め切り
日時:5月8日(月)
 府中市国際交流サロンでは、本学の学生が外国籍の子どもたちを対象に日本語指導や学習指導を行っています。子どもと学生がペアになり、担当する子どものレベルを考えながら指導を進めています。指導にあたって、どのような計画でその子を指導するのかを学生が考案したものを当支援室に提出してもらい、今後の指導計画について検討します。

■支援室活動報告書完成
日時:5月15日(月)
 2005年度の多文化コミュニティ教育支援室の活動報告書が完成します。報告書は15日以降、支援室で閲覧可能です。興味のある方は是非支援室までおいで下さい。

■2006年度夏季多言語多文化共生学講座
―外国人児童・生徒の学習支援ボランティア入門―開講のお知らせ
募集期間:5月8日(月)~26日(金)
 この講座は、学生の皆さんが学んでいるそれぞれの言語や文化に関する知識を生かして、外国人児童・生徒の学習支援ボランティア活動を行うことを教育の一環として捉え、多文化化することを教育の一環としてとらえ、多文化化する現代に求められる人材を育成しようとするものです。
外国人児童・生徒の学習支援ボランティア知識に携わる、あるいは、将来携わりたいと考える学生のみなさんを対象に、質の高いボランティア活動を提供するのに必要な知識や技能を修得するための教育研修を行います。専攻語は問いません。日本国内の国際化、多言語多文化化に関心を持ち、ボランティア活動を通して積極的にこれにかかわり、考えてみたいと思う方は、ぜひ受講してください。
プログラムは各専門家による授業と、実践的なワークショップ型の授業などで構成されます。全プログラムを受講した学生には、学長より受講終了証が授与されます。講座の案内と申込用紙は支援室に用意してあります。

開催日時:2006年9月25日(月)~29日(金)の5日間 10時~15時まで
また、支援室には昨年の授業のシラバスもあります。興味がある方はそちらも御参考下さい。

※※※※※ニュース目次※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
◆ボランティア説明会開催
◆大久保スタディー・ツアーが行なわれました。
◆川崎市国際理解教育研究会議
◆府中市国際交流サロン
▼活動再開
▼児童・保護者に対する調査終了
◆国際理解教育実践校訪問
 ▼府中市立第七中学校訪問
 ▼新宿区立大久保小学校訪問
◆国際シンポジウム意見交換会

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◆ボランティア説明会開催
日時:4月10日(月)~4月28日(金) 場所:206、209号室
 多文化コミュニティ教育支援室でどのような活動を行っているのか説明会を行いました。学年や専攻語を問わず、ボランティア活動に参加してみたいと思っている学生全員に対し、府中国際交流サロン紹介(外国人児童への学習支援)、国際理解教育紹介(小中学校で児童・生徒対象の国際理解教育)、Amigos紹介(外国人児童への学習支援等)、うりぬり紹介(韓国の文化紹介等)が行われました。

◆大久保スタディー・ツアーが行なわれました。
日時:4月22日(土) 午後3時30分~8時 場所:JR新大久保駅周辺
「多文化のまち -大久保・百人町を歩く-」をタイトルに、山本重幸氏(共住懇-きょうじゅうこん-)を講師に迎え、スタディー・ツアーが行われました。新宿区大久保・百人町は、アジアを中心とした5000人を超える外国籍区民が生活しています。1時間ほどの講習を受けた後、街を歩きながら、私たちの身近で進みつつある多言語多文化化を体験しました。学生16名と教職員5名に加え、先方からは3名のガイドが参加してくれました。

◆川崎市国際理解教育研究会議
日時:4月14日(金) 場所:川崎市総合教育センター
 支援室では川崎市のいくつかの小中学校と国際理解教育の実践を進めています。この会議は昨年度も実践の質を互いに高めていくためスタッフと学生が参加していたものです。今年度の第一回の研究会議にもスタッフと学生が参加しました。研究会議には、今年度支援室と連携して実践を行う小中学校も参加しています。

◆府中市国際交流サロン
▼サロン活動再開
日時:4月14日(金) 
 昨年度から行われている府中国際交流サロンでの学習支援活動が再開されました。同時に運営委員長とスタッフが訪問し、今年度の協定書も取り交わしました。卒業したメンバーに代わって新たに実践に参加する学生もおり、新たな実践のスタートとなります。

▼サロンの児童・保護者に対する調査終了
 府中市国際交流サロンに参加している児童及びその保護者に対して調査を行いました。これは、サロンで行なわれている学習支援活動を当事者の視点や意見によって評価するために実施されたものです。この調査結果は5月15日に発行される2005年度活動報告書に掲載予定です。

◆国際理解教育実践校訪問
▼府中市立第七中学校訪問
日時:4月24日(月)
 昨年度、府中市第七中学校においては、中学校一年生を対象に計4回訪問して実践を行いました。今年度も第七中学校と共同で実践を進めていくため、運営委員とスタッフが訪問し、協定書を取り交わしました。

▼新宿区立大久保小学校訪問
日時:4月24日(月)
 昨年度、新宿区立大久保小学校では小学3~6年生を対象に授業を行いました。ウクライナ語・台湾の言葉・モンゴル語の授業を行いました。今年度も大久保小学校と実践を行っていくため、運営委員とスタッフが同校を訪問し協定書を取り交わしました。

◆国際シンポジウム意見交換会
日時:4月28日(金)
 12月上旬に、当支援室主催で行なわれる国際シンポジウムに関する意見交換会が行なわれました。当支援室では現代的教育ニーズ取組支援プログラムの総括としてこのシンポジウムを位置づけ、支援室活動の振り返りと活動の意義を再考します。学生の活動をメインテーマに据え、学生と教職員の協働による国際シンポジウムを目指している事から、学生からの積極的な意見を募るために学生との意見交換会を行ないました。

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 このメールマガジンに関する御意見、もしくは支援室の活動に関連して、学生
にとって有益な情報がございましたら、t-shien@tufs.ac.jp(支援室代表)まで
メールにてご連絡いただければ幸いです。

多文化コミュニティ教育支援室は2012年の東京外国語大学の改組にあわせ、 より広いボランティア活動をサポートするためのボランティア活動スペースとなりました。
(本サイトはアーカイブとして公開を続けています)