研究計画

研究計画について

現在公開中の研究計画は2015年~2019年までの計画です。

研究計画の概要

I. 研究活動

1. 研究会の開催
  • 「輻輳する社会運動における実践と理論」研究会、「社会変動と文学」研究会を、毎年5回ほど開催する。
  • 公開講座、大学の授業の一貫としてのリレー講座などを組織する。
  • 海外から研究者を招き、随時研究会や国際ワークショップを開催する。
2. 研究成果の発表
  • 国内での各種学会、国際会議においてセッションなどを組織し、研究成果を発表する。
  • 各種研究会・国際ワークショップでの報告をワーキングペーパーとして印刷物もしくはウェブ上での公開を通じて発信する。

II. 史資料・文献データの収集

社会運動、文学研究、ジェンダー研究に関連する文献・史資料を系統的に収集し、大学図書館に収める。

III. 現地調査の実施

以下の目的のために、現地調査を実施する。

  • 史資料、文献の収集
  • 南アジア地域で進行している諸運動や出版活動、文芸活動に関するフィールドワーク

IV. 若手研究者の育成

  • リレー講義の講師として若手研究者を組織する。
  • 「若手研究者セミナー」を開催し、若手研究者に報告発表の場を提供する。

V. 国際連携の推進

東京外国語大学に既存する制度を通じて海外の研究者を招聘し、共同研究を推進する。また、海外の研究機関との研究交流を推進するとともに、大学執行部と連携しながら大学間交流協定の締結を進める。

研究成果の公開

  1. 南アジア研究センターのウェブサイトを通じて、各種研究会、国際ワークショップなどの活動内容等を公開する。
  2. ユニットの研究を融合させた論集『現代南アジアの情動と人的紐帯の行方』(仮題)を刊行する。
  3. 既存の『ウルドゥー文学』、『南アジア言語文化』の刊行を充実させるとともに、社会的、歴史的に重要な南アジア諸語による文学作品を詳細な解説を付して翻訳・刊行する。

2015年度の事業計画

I. 今年度の目標

初年度であることを踏まえ、第2期のテーマと5年間の研究推進のプロセスを拠点メンバー間で共有することを目標とする。そのために、「若手研究者セミナー」以外に、拠点テーマに関する拠点メンバーの報告に重点を置いた研究会を組織するとともに、他地域との比較研究に端緒をつける研究会を開催する。また、論集に関する構想について検討を開始する。国際連携を構築する第1段階として、国際ワークショップを開催する。

Ⅱ. 活動内容

1. 研究会活動

「輻輳する社会運動における実践と理論」研究会、「社会変動と文学」研究会を、数回開催する。それとは別に、若手研究者を報告者とする「若手研究者セミナー」を組織する。国際連携を念頭におく研究機関から研究者と招聘し、国際ワークショップを開催する。

2. 海外調査の実施

上記の研究計画のIIIにもとづき、拠点メンバーによる海外調査を行う。

3. 国際連携の構築

拠点構成員、分担者、協力者、研究員を海外に派遣し、国際的な研究ネットワークの構築をはかる。

4. 成果の公開

南アジア研究センターのウェブサイトを充実させ、研究会案内および活動報告を公開する。

 

関連ページ

第一期(2010-2014年度)の研究計画