映画上映『適所を探して 移住女性たちの知られざる物語』

日時

2023年7月16日(日)14:00-16:00(13:30開場)

会場

東京外国語大学 研究講義棟2階226教室

プログラム

  • 映画『適所を探して 移住女性たちの知られざる物語』本編上映
  • ワダワ メイガ監督とのQ&A

司会: 萬宮 健策(東京外国語大学)

その他

入場無料、事前登録制(先着200名)、一般公開

主催

東京外国語大学南アジア研究センター、東京大学南アジア研究センター

事前登録フォーム

事前登録制での開催となります。

登録フォーム https://forms.gle/ATwbSj48DyUcNk178

※ フォーム登録後、回答内容のメールが登録したアドレスに送信されます。当日、入口にてメールを確認させていただきますので、ご準備くださいますようお願いいたします(スマホ画面で問題ありません)。

※ 事前登録がなくてもご来場いただくことは可能ですが、会場入口で参加登録をしていただきますので、事前にご登録いただくとスムーズにご入場いただけます。定員を超える場合は、事前登録を済ませた方を優先させていただきます。

作品紹介

監督:ワダワ メイガ

監督略歴:ドイツ ベルリン自由大学 東アジア・日本研究所研究員、上智大学比較文化研究所客員研究員。2007年から2021年まで15年間日本で暮らす。日本語学校生として来日後、2017年、上智大学グローバル・スタディーズ研究科で博士号(地域研究)を取得。2015年から現在まで、日本で活躍するインド出身者の生き様や、移民の視点で日本社会を照射する記事をThe Japan Timesに寄稿している。鋭い考察と豊かな表現力にあふれた文章だけでなく、写真や映像でも移民の生き様を伝えようとしている。2021年、ベルリンに拠点を移したが、2023年4月より8月まで日本でインド移民コミュニティの調査中。

主著にIndian Migrants in Tokyo: A study of socio-cultural, religious and working worlds (Routledge Studies on Asia in the World) Routledge, 2021.

2022年/ドイツ/58分/ヒンディー語、英語/日本語・英語字幕/原題:Finding their niche: Unheard stories of migrant women

あらすじ

この映画は、10数年前に夫の随伴家族として日本に移住した2人のインド人女性の人生を記録したものである。ジョティとマンディープは、インド北部のパンジャーブ州で、中流階級の家庭に育った。ふたりとも、高い教育を受け、インドで有望なキャリアを積んでいた。そして20代前半、彼女たちはそれぞれ、日本に住む男性とお見合いで結婚することに同意した。彼女たちは、異国への移住と夫との生活に胸を躍らせたが、日本についての予備知識は全くなかった。アメリカ、イギリス、カナダに住む親戚の生活を遠くから見てきた彼女たちは、自分たちの日本での生活にも同じような期待を持っていた。しかし、現実はその期待とは異なるものだった。快適さ、豪華さ、愛、楽しさにとって代わったのは、孤独と恐怖だった。彼女たちが語る個人的な物語を通して、過去、現在、未来の期待を検証し、それがインド人女性、妻、母親、外国で働く労働者としての役割にどのように影響するのか、また「自分のニッチを見つける」ために、彼女たちが直面した課題を明らかにする。

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