2019年度 第五回FINDAS共催研究会「バングラデシュで考える開発NGOと現地の人々」 11/27

掲載日 | 2019年11月06日

2019年度 第五回FINDAS共催研究会

「バングラデシュで考える開発NGOと現地の人々」

(現代ベンガル研究会、AA研基幹研究人類学班、

科研:19H00554「現代南アジアにおけるムスリム社会の多極化の傾向」(基盤A)、と共催)

 

 

【日時】 2019年11月27日(水)14:30~18:00

【場所】東京外国語大学 本郷サテライト8階会議室http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

※予約不要、一般公開

 

<報告>

◆鈴木 亜望(神戸大学大学院)

「女性たちの仕事と支援の利用―ダカにおける手工芸品生産を事例として」

“Women’s Work and Using Help: Case Study of Handicrafts Production in Dhaka”

バングラデシュの女性は社会規範により戸外の活動が限定的であったが、産業構造の変化と開発援助の介入により、状況は変容している。本研究ではシルクスカーフの手工芸品工房において、都市に住む女性たちによるグローバルな支援との関係性と仕事をめぐる交渉を検討する。  

 

◆山田 翔太(立命館大学大学院)

「バングラデシュ沿岸部農村における飲料水としての雨水利用―NGOの活動と村民の受動的姿勢」

“Rainwater Harvesting as Drinking Water in Coastal Bangladesh: Activity of NGOs and Passive Behaviour of Villagers”

本研究の目的は塩害による飲料水問題が深刻なバングラデシュ沿岸部農村で、雨水を貯水するタンク(以下、タンク)が普及しない理由を解明することであった。現地調査の結果、村民は受動的に援助機関の活動の対象となることに期待を寄せていることと、NGOが事業化しタンクの販売の対象から貧困層を排除してしまっていることが明らかとなった。以上のような状況が相互に作用することで、バングラデシュ沿岸部農村ではタンクが普及していないと考えられる。

 

【使用言語】 日本語

【連絡先】  東京外国語大学南アジア研究センター(FINDAS)事務局

[E-mail] findas_office[at]tufs.ac.jp      

[HP] http://www.tufs.ac.jp/ts/society/findas/