【終了】 2019年度 第一回FINDAS研究会「インド メディアの現場」 5/18

掲載日 | 2019年04月10日

2019年度 第一回FINDAS研究会「インド メディアの現場」

【日時】 2019年5月18日(土)13:00~17:00
【場所】 東京外国語大学 本郷サテライト 4階セミナー室    (http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html)


※本研究会は予約不要、どなたでもご参加いただけます。

【報告者・題目】 


◆金子 淳(毎日新聞前ニューデリー支局長(現社会部記者))

「スマホ時代のジャーナリズム――インド特派員経験より」
Journalism in the Era of Smartphone: From the Experiences of the Correspondent in India

スマホの普及によりメディアの消費の形が変わったことは、取材現場におけるニュース価値の判断基準や取材方法、情報統制などに大きな影響をもたらしている。爆発的にスマホの普及が進むインドでは、既存メディアへの不信やフェイクニュースの氾濫といった新たな問題が生じつつある。現地で4年間、日本の新聞記者として取材にかかわった経験から、現地でのジャーナリズムの変容を報告する。

◆湊 一樹(アジア経済研究所 研究員)

「インドにおけるメディアと民主主義」
The Media and Democracy in India

モーディー政権のもとでメディアに対する締め付けが強まっていることを示す事例が数多く存在する。さらに、「多様な民主主義(V-Dem)」と呼ばれる民主主義指標によると、モーディー政権が成立して以降、インドでは報道の自由が非常事態期並みの水準にまで低下している。これは、情報操作と政治的議論のコントロールを重視するモーディー政権ならではの現象であるといえる。ただし、その一方で、連邦政府や州政府によるメディア・コントロールの存在は以前から指摘されている。さらに、メディアは一方的な被害者なわけではなく、政治と共存共栄しているという側面もある。本報告では、以上の点を概観したうえで、報告者がビハール州で行っている調査に基づいて、政府広告がメディアにどのような影響を及ぼしているのか議論する。

【主催】   東京外国語大学南アジア研究センター(FINDAS)
【使用言語】 日本語
【連絡先】  東京外国語大学南アジア研究センター(FINDAS)事務局
        [E-mail] findas_office[at]tufs.ac.jp
       [HP] http://www.tufs.ac.jp/ts/society/findas/