『ワセダアジアレビュー』 No.16 「中国と向き合う台湾―激変する力関係の中で」



 拙稿「中国と向き合う台湾―激変する力関係の中で」が『ワセダアジアレビュー』誌No.16(2014年8月刊行)に掲載されました。この20年間の中台の力関係の変化を台湾側の視点から簡潔にまとめたものです。ひまわり運動,今年の地方選挙と2016年総統選挙にも触れています。編集部と出版社の許諾を得て[小笠原HP]にUPしました。

中国と向き合う台湾―激変する力関係の中で (PDF, 1.5MB)
「面對中國的台灣:權力結構激變中的兩岸關係」 (中国語翻訳)

東京外国語大学 小笠原 欣幸

ワセダアジアレビュー


 『ワセダアジアレビュー』はアジア研究機構の機関誌として、「ジャーナリズム」と「アカデミズム」の中間的な評論を行う冊子として生まれました。アカデミックな題材を中心にしながらも、アジア研究の多様性と困難性そして必要性を広く一般の読者に理解できる形で提供していきます。
 研究、時事問題、NGO、エッセイ…早稲田大学のアジア研究者を中心に、多彩な書き手が集まって、アジアを論じます。特集を軸に、軽く読めて、深い内容をモットーに、年2回のペースで発行していきます。

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本誌掲載写真


初の中台閣僚会談を終え歓談する台湾の王郁琦・行政院大陸委員会
主任委員(右)と中国の張志軍・国務院台湾事務弁公室主任(左)2014年2月13日


台北市中心部で開かれた大規模抗議集会。立法院占拠を続ける
学生らを支援するため多くの市民が集まった。2014年3月30日


馬政権から一定の譲歩を引き出し3週間に及んだ立法院占拠の終了を宣言する学生ら。2014年4月7日


再度民進党主席に就任し蘇貞昌前主席から引き継ぎを受ける蔡英文氏。
2016年総統選挙に向けてどのような対中政策を打ち出すのか注目される。2014年5月28日

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