担当教員:青山 亨.東京外国語大学外国語学部インドネシア語専攻(総合文化講座)
・東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程地域・国際専攻(地域研究コース)
・東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程地域文化専攻
研究室:研究講義棟633.オフィスアワー:月曜日10:30-12:10.電話:042-330-5300.メール:taoyama@tufs.ac.jp
Webpage:http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/aoyama/
2007年度は下記の授業を開講しました【2007-10-15最終更新】
2007年度の授業関連のお知らせは2007年度の記録にまとめてあります。
1限 9:00-10:30 | 2限 10:40-12:10 | 3限 13:10-14:40 | 4限 14:50-16:20 | 5限 16:30-18:00 | |
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月曜 | オフィスアワー 633 | 東南アジア地域基礎I 424 (2601) | アジア文化論II 演習 425 (6071/72) | ||
火曜 | インドネシア語作文2/1 641 (IN071W2XX/072W1) | 多言語・多文化社会論入門 113 (9441/9442) | |||
水曜 | | ||||
木曜 | 卒業論文演習 641 (6282/83) | ||||
金曜 | インドネシア語読解1J/1K 318 (IN071R1JR/072R1KR) | アジア文化論II 講義 329 (6069/70) |
オフィスアワーは授業などについての学生との相談に応じるために設けている時間帯です。原則としてこの時間帯には必ず在室しています。
授業科目 | 東南アジア地域基礎I(地域基礎科目・東南アジア課程) |
授業題目 | インドネシア研究入門(2601) |
対象学年 | 1年生 |
開講学期 | 通年 |
曜日・時限 | 月曜・3限 |
教室 | 424 |
授業の目標 | インドネシアを広くアジアの中に位置づけながら、インドネシアの歴史、社会、文化についての基礎を学ぶ。 |
教材・参考書等 | 教材はプリントを配付する。参考書としては、上智大学アジア文化研究所編『新版 入門東南アジア研究』(めこん、1999年)、綾部恒雄・石井米雄編『もっと知りたいインドネシア 第2版』(弘文堂、1995年)、『大学生と留学生のための論文ワークブック』(くろしお出版、1997年)。その他の参考書は授業中に随時紹介する。 |
成績評価の方法 | 出席(30%), 授業への参加(20%), レポート・試験(50%)により総合的に評価する。 |
受講上の注意 | |
授業の内容・計画 | 1学期には、インドネシアの地理、歴史、社会、文化、日本との関係などの概要を学ぶ。 2学期には、夏休み中にテーマ別に各自が作成したレポートに基づき、口頭発表をおこなう。 |
授業科目 | アジア文化論II 講義(専修専門・総合文化コース) |
授業題目 | 東南アジア古典文化論(6069) |
対象学年 | 3年生(2年生も可) |
開講学期 | 1学期 |
曜日・時限 | 金曜・4限 |
教室 | 329 |
共通科目 | 東南アジア地域文化論(地域専門科目・東南アジア課程 3526)およびアジア地域研究II(専修専門科目・地域国際コース 7164)と共通。多摩地区国立5大学単位互換制度開放科目。市民聴講生受け入れ。 |
授業の目標 | ジャワ文化は、土着の精霊信仰・祖先崇拝の基層のうえに、ヒンドゥー・大乗仏教をもたらしたインド文明、唯一神信仰をもたらしたイスラーム、さらには西欧文明の影響を受けており、重層的な特徴をもっている。この講義では、主としてヒンドゥー・大乗仏教の影響が卓越していたいわゆる「ヒンドゥー・ジャワ時代」の文化を概観し、現代社会にも力強く生きているこの「古典的文化」の特徴を学ぶ。 |
教材・参考書等 | 適宜プリントを配付する。参考書は授業中に指示する。 |
成績評価の方法 | 出席(30%)とレポート(70%)で評価する。 |
受講上の注意 | |
授業の内容・計画 |
9世紀から19世紀中頃にかけての古典文学の流れを、社会的背景および歴史的動向と関連させながら辿り、主要な作品の構造と意味を分析する。ジャワ文化に関連したビデオ教材も適宜使用し、ワヤン・クリに代表される現代の口承文芸にも目を配る予定である。1学期に扱う主な項目は以下のとおりである。
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授業科目 | アジア文化論II 講義(専修専門科目・総合文化コース) |
授業題目 | ジャワ古典文化論(6070) |
対象学年 | 3年生(2年生も可) |
開講学期 | 2学期 |
曜日・時限 | 金曜・4限 |
教室 | 329 |
共通科目 | 東南アジア地域文化論(地域専門科目・東南アジア課程 3527)およびアジア地域研究(専修専門科目・地域国際コース 7165)と共通。多摩地区国立5大学単位互換制度開放科目。市民聴講生受け入れ。 |
授業の目標 | ジャワ文化は、土着の精霊信仰・祖先崇拝の基層のうえに、ヒンドゥー・大乗仏教をもたらしたインド文明、唯一神信仰をもたらしたイスラーム、さらには西欧文明の影響を受けており、重層的な特徴をもっている。この講義では、主としてヒンドゥー・大乗仏教の影響が卓越していたいわゆる「ヒンドゥー・ジャワ時代」の文化を概観し、現代社会にも力強く生きているこの「古典的文化」の特徴を学ぶ。 |
教材・参考書等 | 適宜プリントを配付する。参考書は授業中に指示する。 |
成績評価の方法 | 出席(30%)とレポート(70%)で評価する。 |
受講上の注意 | |
授業の内容・計画 |
9世紀から19世紀中頃にかけての古典文学の流れを、社会的背景および歴史的動向と関連させながら辿り、主要な作品の構造と意味を分析する。ジャワ文化に関連したビデオ教材も適宜使用し、ワヤン・クリに代表される現代の口承文芸にも目を配る予定である。2学期に扱う主な項目は以下のとおりである。
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授業科目 | アジア文化論II 演習(専修専門科目・総合文化コース) |
授業題目 | インドネシア文化論(1)/(2)(6071/6072) |
対象学年 | 3年生 |
開講学期 | 1学期・2学期 |
曜日・時限 | 月曜・5限 |
教室 | 425 |
共通科目 | アジア地域研究II(地域国際コース 7253/7254)と共通 |
授業の目標 | インドネシアに関する文献の講読を通じて、インドネシア文化に対する理解を深めるとともに、卒業論文の執筆(卒業研究の実施)に向けての準備を整える。 |
教材・参考書等 | プリントを配付する。その他の参考書は適宜指示する。 |
成績評価の方法 | 授業への出席(10%), ゼミでの発表(30%), レポートの内容(60%)で評価する |
受講上の注意 | 受講生は「アジア文化論II 講義(東南アジア古典文化論/ジャワ古典文化論)」を履修しておくことが望ましい。「卒業論文演習 卒演(インドネシアの社会と文化)」において卒論・卒研の指導を受ける予定の者はこの科目を受講しておくこと。 |
授業の内容・計画 | インドネシア文化に関する日本語、英語、インドネシア語の文献をゼミ形式で講読する。内容について分担して報告し、議論をおこなう。文献探索、文献目録作成、パソコンによる論文執筆、プレゼンテーションについての説明もおこなう。 |
授業科目 | 卒業論文演習 卒演(専修専門科目・総合文化コース) |
授業題目 | インドネシアの社会と文化(6282/6283) |
対象学年 | 4年生 |
開講学期 | 1学期・2学期 |
曜日・時限 | 木曜・4限 |
教室 | 641 |
共通科目 | 卒業研究演習と共通。地域国際コース(7373/7374)と共通 |
授業の目標 | インドネシアの社会、文化、歴史について卒業論文を執筆もしくは卒業研究を実施する者を対象に指導をおこなう。 |
教材・参考書等 | プリントを配付する。その他の参考書は適宜指示する。 |
成績評価の方法 | 発表の内容で評価する。 |
受講上の注意 | 受講生は「アジア文化論II 演習(インドネシア文化論)」をすでに履修していることが望ましい。 |
授業の内容・計画 | 1学期の初めに卒論(卒研)提出に至るまでの計画表を提出してもらい、計画表に従って指導をおこなう。提出に至る過程で各自に数回の口頭発表をしてもらう。 |
授業科目 | インドネシア語071W2 |
授業題目 | 作文2(IN071W2XX) |
対象学年 | 1年生 |
開講学期 | 1学期 |
曜日・時限 | 火曜・3限 |
教室 | 641 |
共通科目 | 研究言語科目Vと共通 |
授業の目標 | 「文法2」で既習の文法に応じた作文の練習をおこなう。 |
教材・参考書等 | 授業時に指示する。 |
成績評価の方法 | 出席、平常点、試験の成績などにより評価する。 |
受講上の注意 | 前年度2学期「作文2」(IN062W2XX)の単位を取得できなかった者を対象とする再履修用の授業。 |
授業の内容・計画 | 「文法2」の授業に並行して、作文練習を行うことにより、インドネシア語の作文能力を向上させる。 |
授業科目 | インドネシア語072W1 |
授業題目 | 作文1(IN072W1XX) |
対象学年 | 1年生 |
開講学期 | 2学期 |
曜日・時限 | 火曜・3限 |
教室 | 641 |
共通科目 | 研究言語科目Vと共通 |
授業の目標 | 「文法1」で既習の文法に応じた作文の練習をおこなう。 |
教材・参考書等 | 授業時に指示する。 |
成績評価の方法 | 出席、平常点、試験の成績などにより評価する。 |
受講上の注意 | 本年度1学期「作文1」(IN071W1XX)の単位を取得できなかった者を対象とする再履修用の授業。 |
授業の内容・計画 | 「文法1」の授業に並行して、作文練習を行うことにより、インドネシア語の作文能力を向上させる。 |
授業科目 | インドネシア語R1 |
授業題目 | 読解1J/1K |
対象学年 | 2年生 |
開講学期 | 1学期・2学期 |
曜日・時限 | 金曜・3限 |
教室 | 318 |
授業の目標 | 論説文などの講読を通じて、読解能力の向上を目指す。 |
教材・参考書等 | 授業時に指示する。 |
成績評価の方法 | 出席、平常点および試験の成績などによって評価する。 |
受講上の注意 | 積極的な授業への参加が要求される。 |
授業の内容・計画 | 既習文法の再整理を行いつつ、インドネシア語の文章をより確実に読解できる能力を養う。 読解用の教材として、主として論説などの文章を適宜選んで用いる。 |
授業科目 | 総合科目VI | |
授業題目 | 多言語・多文化社会論入門(9441/9442) | |
対象学年 | 1年次~4年次 | |
開講学期 | 1学期・2学期 | |
曜日・時限 | 火曜・4限 | |
教室 | 113(1学期)・102(2学期) | |
授業の目標 | グローバル化が進む中で、日本においても外国人登録者の数は200万人近くになり、その国籍も多様化している。結婚する日本国籍者の15組に1組が国際結婚でもある。このように多言語・多文化化が急速に進行している日本の現状について、講師としてお招きした現場に関わる方々ともに歴史的視点および比較的視点から検証することによって、これからの日本社会を生きていくための新しい生き方・考え方の素養を自ら育んでもらうことを目標とする。 | |
成績評価の方法 | 毎回提出する簡単なレスポンス・シート(40%)と期末レポートとプレゼンテーション(60%)などにより評価する。 | |
受講上の注意 | この講義は、多言語・多文化教育研究センターが開設するAdd-on Program「多言語・多文化社会」の基礎的入門講座として開講される。 | |
授業の内容・計画 | 学内の教員ならびに学外から招待したゲスト・スピーカーにより講義をおこなう。 | |
注記 | 青山はリレー講義の代表および数回分を担当。この講義の詳細はAdd-on Program「多言語・多文化社会」の「多言語・多文化社会論入門」を参照のこと。 |
授業科目 | 宗教学(専修専門科目・総合文化コース) |
授業題目 | 世界に現れる「神」(6024) |
対象学年 | 専修専門科目だが2年次も履修可能 |
開講学期 | 2学期 |
曜日・時限 | 10月23日(火)1限 |
教室 | 101 |
授業の目標 | 「インドネシアの神・神々・カミ」というテーマで講義をおこなう。インドネシアのジャワに焦点をあて、ジャワの固有の信仰、ヒンドゥーないし仏教的な神仏信仰、イスラームの神観念の三者の間に見られる歴史的関係を理解する。 |
教材・参考書等 | スライドを使用。プリントを配付する。 |
成績評価の方法 | 授業後に提出してもらったレスポンス・ペーパーの内容で評価する。 |
注記 | リレー講義のうちの第4回を担当。問い合わせは授業担当の土佐桂子先生(ビルマ語専攻)まで。 |
授業科目 | 総合科目VI |
授業題目 | 多言語・多文化社会(歴史)(9444) |
対象学年 | 1年次~4年次 |
開講学期 | 1学期 |
曜日・時限 | 5月17日(木)1限 |
教室 | 226 |
授業の目標 | 「インドネシアの多言語・多文化社会」というテーマで、インドネシアにおける多言語・多文化社会の実情と歴史を概観する。 |
教材・参考書等 | プリントを配付する。 |
成績評価の方法 | 授業後にレスポンス・ペーパーを提出することで出席とする。成績は学期末の試験(選択制)で評価する。 |
注記 | リレー講義のうちの1回を担当。この講義の詳細はAdd-on Program「多言語・多文化社会」の「多言語・多文化社会(歴史)」を参照のこと。問い合わせは授業代表の野本京子先生(日本語専攻)まで。 |
授業科目 | 東アジア・東南アジア歴史文化論(地域研究コース) |
授業題目 | インドネシア前近代史研究(521M0130/521M0140) |
対象学年 | 博士前期課程 |
開講学期 | 1学期・2学期 |
曜日・時限 | 水曜・2限(→月曜・午後6時に変更) |
教室 | 633(青山研究室) |
授業の目標 | 歴史的視点をもって、インドネシアを中心にした東南アジア前近代社会の社会的・文化的事象の理解に取り組むとともに、そのための新たな問題の提示と分析の方法について検討する。 |
教材・参考書等 | テキストは開講時に指示する。 |
成績評価の方法 | クラスでの発表、討論への参加、レポートの内容に基づいて総合的に評価する。 |
受講上の注意 | 受講希望者は青山まで相談に来てください。また、青山を指導教員とする受講生は「専門特殊研究」(523M0010/523M0020 暫定的に火曜・5限)を併せて取る必要があるので、相談してください。 |
授業の内容・計画 | 受講生の関心も考慮しつつテーマを絞って複数の論文を読む。取り上げる対象には歴史学のみならず、人類学、宗教学、文学、芸術などの分野を含む。 |
授業科目 | 地域・国際研究方法論 |
授業題目 | 画像史料論(521M0006) |
対象学年 | 博士前期課程。学部生にも開講(下記参照) |
開講学期 | 2学期 |
曜日・時限 | 11月14日(水)4限・11月28日(水)4限 |
教室 | 102(322から変更) |
共通科目 | 専修専門「歴史学(世界史II)」地域国際コース(7136)と共通 |
授業の目標 | 「物語の浮き彫りを読み解く」インドネシアのジャワ島中部にあるプランバナン寺院は9世紀中頃に建立されたヒンドゥー教寺院建築の傑作である。この石造寺院の回廊壁面にはヒンドゥー教の叙事詩『ラーマーヤナ』の浮き彫りが描かれている。この授業では、プランバナン寺院建立の歴史的背景を説明したあと、浮き彫りに描かれた物語世界自体の分析と、物語と当時のジャワ社会の関係の分析という二つの視点を踏まえつつ、浮き彫りを読み解くことを目標とする。 |
教材・参考書等 | スライドを使用。プリントを配付する。 |
注記 | リレー講義のうちの2回(第7回・8回「東南アジア」)を担当。この講義の問い合わせは授業担当の吉田ゆり子先生(日本史専攻)まで。 |
授業科目 | アジア歴史文化論II |
授業題目 | アジア歴史文化論II(D1371/D1372) |
対象学年 | 博士後期課程 |
開講学期 | 1学期・2学期 |
曜日・時限 | 金曜・5限(→月曜・午後6時に変更) |
教室 | 633(青山研究室) |
注記 | 受講希望者は青山まで相談に来てください。 |