トビタくん留学日記

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チェコのクリスマス

2020.01.21 カレル(プラハ)大学,チェコ語,派遣留学

Dobrý den. 私は現在派遣留学生として、チェコのプラハにあるカレル大学哲学部チェコ研究科で勉強しています。多忙により大分遅くなってしまいましたが、今回はチェコのクリスマスを紹介したいと思います。

プラハではクリスマスマーケットが数箇所で開かれます。中でも1番大きいのがStaroměstské náměstíのマーケットですが、常に観光客で混雑しています。

Staroměstské náměstí.JPG

個人的にお勧めなのがnáměstí Míruのマーケットです。Svařák(ホットワイン)や食べ物だけでなく、蜂蜜で出来た蝋燭やlodičky(クルミの殻に入った水に浮かべる蝋燭)、クリスマスツリーの飾りなど、民芸品も豊富に揃っています。

náměstí Míruツリー.JPG

12月6日は「聖ミクラーシュの日」ですが、なんとこの日ヴァーツラフ広場で聖ミクラーシュ、天使、悪魔の三人組に遭遇しました!

三人組.JPG

子供たちは今年良い子にしていたか聞かれ、もしそうであればお菓子を、そうでなければジャガイモや石炭を貰います。また、詩も暗唱させられます。私と、一緒にいた留学生はチェコの歌を暗唱し、飴を貰えました。また、その他には、クリスマスマーケットのベツレヘム(キリスト降誕場面を表した模型)も見どころです。

ベツレヘム.JPG

そして、チェコの風物詩、鯉も現れました!クリスマスマーケットのみならず、街の数カ所で確認されました。大きな樽の中で沢山のコイが泳いでいます。

樽の中で泳ぐ鯉.JPG

チェコの風習では、家に持ち帰った鯉をバスタブで暫く泳がせ、クリスマスイブの食卓に並べます。私も大学の学食でsmažený kapr s bramborovým salátem(鯉のフライ、ジャガイモサラダ付き)を食べてみました。骨が多いので注意が必要です(^^;

smažený kapr s bramborovým salátem.JPG

12月17日には、チェコ語学科で学ぶ留学及び外国人学生向けにクリスマスパーティーがありました。最初に演劇の授業を履修する留学生たちによる劇を鑑賞し、チェコ語文法の授業で習ったvánoční koledy(クリスマスキャロル)を歌ってから、軽食が出されました。

チェコのクリスマスは日本のものとは違い伝統に基づく重要な祝日で、観察していてとても面白いです。

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