トビタくん留学日記

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音楽の都ウィーンで、クラシック音楽を聴く

2016.03.14 ウィーン大学,ショートビジット,ドイツ語

こんにちは。現在私はウィーン大学のドイツ語集中コースにショートビジットで3週間留学しています。今回はウィーンのクラシック音楽について書きます。

「音楽の都」と呼ばれるように、ウィーンはクラシック音楽がさかんです。モーツァルトの時代から、数多くの著名な音楽家がここで活躍しました。現在でも、7月と8月を除いてほぼ毎日ウィーンの主要なホールでは演奏会、オペラ、オペレッタ、バレエを上演しています。

今回のショートビジット期間中に私が行ったのは、演奏会、オペレッタ、オペラです。「一番安い席をください」と窓口で言って、立見席券を購入しました。チケットを買うには、インターネットや電話で予約することもできますが、現地で手に入れるなら、ホールのチケット売り場の窓口に行くのが確実です。立見席券はドレスコードがあまり厳しくないうえに安く気軽にオペラや演奏会を楽しめるのでおすすめです。ほとんどの演奏会やオペラは夕方から夜に行われますが、日曜日は例外的に昼間に開催されるものもあります。

学友協会はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が活動の拠点にしている音楽ホールで、毎年恒例のニューイヤーコンサートはここの大ホールで行われます。ウィーンで最初にクラシック音楽を聴いたのはここです。この日は全モーツァルトプログラムで、曲目は交響曲第36番ハ長調KV.425とオペラから抜粋した歌曲、そしてクラリネット協奏曲でした。夜の学友協会はライトアップが美しいです。大ホールは内装が豪華なうえに、音響も良いのでクラシック音楽が好きな人におすすめです。日本の主要なホールと違って演奏中に客席が暗くならなかったのは、ちょっと新鮮でした。ウィーンには、王宮や音楽館など、音楽にまつわる博物館もあります。









土曜日の夜にはオペレッタをフォルクスオーパーで見ました。この日は「会議は踊る」という同名の映画を舞台化した作品を見ました。ウィーン市内で「会議は踊る」の広告がたくさん張り出されていたので興味を持ち、見に行きました。時代設定はウィーン会議、つまり1814年から15年にかけてですが、劇中の音楽は現代的なジャズ風の大人っぽい曲でした。歌だけでなく、ダンスも見事でした。






国立オペラ座はウィーンで最も有名な歌劇場です。ここではオペラとバレエを上演しています。ここの立見席は当日券のみの販売で、少なくとも開演の数時間前から窓口に並ばなければなりません。今回は現代的な演出の「ロミオとジュリエット」を見ました。


国立オペラ座の立見席では、先着順で席を選びます。自分の席を決めたら、上から2本目のバーにハンカチやマフラーを結んで、場所取りをします。このホールでは、立見席を含む全ての席に英語またはドイツ語でオペラの歌詞や台詞の対訳を字幕で表示する小さい画面が付いています。


オペラ座の座席は場所によって細かい料金区分があります。2階席、3階席は比較的安い席がありますが、特に2階、3階のボックス席にはホールの構造上舞台が見えにくい席が多いのでチケットを買う際には注意しなければなりません。



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