こんにちは！私はいま、ソウル大学に留学しています。
大学にもよりますが、韓国の大学の履修登録はスピード勝負なんです！！
学生のなかには通信のスピードが速いと言われるネットカフェに行く人までいるそうです。
そんなことを聞くと心配になってしまうかもしれませんが大丈夫です！
今回はソウル大に留学した先輩から受け継いだ履修登録の方法とコツを伝授します！！

＜予備申請＞
３日間の予備申請期間が設けられています。予備申請をして本番の練習をしておくことをおすすすめします！ この期間中に、自分が取りたい授業を予備申請すると、定員に対してどのくらいの学生がその授業を履修登録しようとしているのかが分かります。定員を超える希望者がいる人気の授業は、申請本番で完全に早い者勝ちで履修可否が決まります！そのため、この予備申請を通じて競争率を把握することで、優先順位を決める際の参考になります。ただし、必ずしも皆が予備申請をするわけではないので、あくまで参考程度に...履修登録当日の登録時間一時間前からは教科目番号でしか検索できなくなってしまうので、取りたい授業が決まったら予備申請をしておくか、『関心講座』に登録しておくと本番の時にスムーズです。

＜履修登録1回目＞
最初の2日間は、学籍番号の最後の桁が偶数の学生と奇数の学生で一回目の履修登録日が分かれており、定員も各授業半分ずつ分けられます。 当日は午前７時から午後４時までが登録時間ですが、遅くとも開始5分前にはパソコンの前に張り付いていましょう。 自分が絶対に聞きたいと思うもので、かつ競争率が高いものに予めチェックを付け、認識番号を入力しておき、申請ボタンを押すだけの状態で待機します。ただし10分以上画面をそのまま放置してしまうと自動でログアウトしてしまうので注意しておきましょう。あとは7時になった瞬間に申請ボタンを押すだけです！
ただし、もう一つ注意点があります！留学前の人はもちろん、韓国に滞在中の人も注意しなければならないのは、時間の基準が【韓国標準時刻】であることです。
そこで、便利なサイトを紹介します。　
http://time.navyism.com/ 서버시간 네이비즘 　に履修案内のページのリンクを入力し、をクリックすると、そのページにおける現在時刻が秒単位で表示されます！そして、6時半、7時のように、30分ごとにキリの良い時刻になるとポーンと音が鳴ります。申請本番にこのページも開いておけば、7時に音が鳴った瞬間に申請ボタンをクリックすればよく、成功する可能性が高まります！

＜履修登録2回目＞
偶数・奇数に分かれた申請期間の次の日から3日間は、全員が履修登録できます。1回目の時点で埋まっているものも多いですが、期間内に定員に空きができることもあるので、こまめにチェックしてみましょう！
補足:　履修登録チャレンジに失敗したら... どうしてもこの授業が聞きたい！という場合は、早めに教授に個人的にメールでお願いしてみましょう。許可してくれる場合もあります。メールを送って承認を得た後に、以降の登録期間で空きができ結局登録できた、ということもありますが、とりあえず早めにメールするのが良いそうです。

＜履修登録3回目＞ ]
学期が始まった後にも、一週間の履修登録期間が設けられています！この期間にも、受講者数に変動があるので、チェックしてみましょう。 また、定員に達したため履修登録ができなかったという人は、この週の初回の授業に出席し、초안지（over-ride form）を提出することで履修が認められる場合があります。

＜履修中止期間＞
授業が難しいな、思ったより大変だな...などといった理由で履修中止したくなることもあると思います。なんとソウル大では2週目から6，7週目の授業（中間試験の直前頃）が終わるまで履修中止が可能です！長いですね！私も、6週目までねばったものの諦めた授業がありました... 履修中止届用紙を手に入れ、中止理由を記し、授業担当教員にサインをもらって自分の所属学部（当該授業の開講学部ではありません！）の事務室に提出すれば履修中止完了です！

いかがでしたか？ソウル大生は毎学期このような競争を経て履修登録をしているなんて...外大ではここまで必死に履修登録をする機会はあまりありませんよね...特に最初の登録、はいざ実際にやろうとすると緊張すると思いますが、スリルを楽しんで臨んでみましょう！