日本語演習 第7回
まず皆さんに話したいこと 2021年5月27日(木)
- 指示を正しく理解できない学生が多く残念です。一方、失敗してしまった皆さんも、「せっかく書いたのに0点だなんて」と、残念に感じたはずです。将来、仕事で失敗しないように、何とかしませんか。取引先にから届いた納入条件の提示文書を、間違いなく読めるようにしませんか。
- 日本語のアクセントをメモできますか。初回の対面授業で確認します。自信のない人は NALA-J で練習しましょう。
- 「レポート期限の延長依頼メール」に、成績を付けました。みなさんが評価した点数分布も公開しました。前回の宿題ページにリンクを作りました。
授業7 ポイントカードの案内チラシ
UNIPA「小テスト」機能を使い、「宿題6 喫茶店のポイントカードを宣伝するチラシ p53」の評価をしましょう。
皆さんの提出した宿題をランダムに8つ表示します。次の項目を参考に3段階に採点しましょう。
全項目ができていなくて構いません。簡潔で読みやすく、魅力的に感じたものを高く評価しましょう。
この作業により、授業に出席したものとみなします。期限は土曜日21時です。
教科書の指示どおり、「分かりにくい点」を書き直してありますか。
- 「500円ごとに1点」の500円が税込みか税別か書いてありますか。
- 20点でもらえる「素敵な商品」が何か書いてありますか。例示でも構いません。
- 20点ごとに素敵な商品がもらえると書いてありますか。まさか40点で何ももらえないように読めると残念です。
- 50点や100点で当たる「豪華な特別プレゼント」が何か書いてありますか。例示でも構いません。
- 大量の「はずれ」を予想させないよう書いてありますか。「2人に1人」とか「もれなく当たる」とか「○○に加えて豪華賞品も当たる」のほうが魅力的です。
- 入会金や年会費がかからないと明示してありますか。お客さんは「無料」が大好きです。
- 紛失しても0ポイントから始められると書いてありますか。二度とカードを持てないように読めませんか。
- このほかにも具体的なサービスの内容が書いてありますか。
「魅力を伝える案内として不適当だと思うこと」を踏まえて、「たくさんの人がポイントカードを持ちたくなるよう」に作り直してありますか。
- 紛失時に再発行しないなどの否定的な説明を削除してありますか。
- 住所変更を届けろなど、面倒なイメージの案内を削除してありますか。チラシに不要な情報です。
- だれでも会員になれるという、ほとんど役立たない情報を削除してありますか。
気になったこと
- 作成するものが「チラシ」だと分かりましたか。ポイントカードの裏面に印字する案内だと思い込んで作業を始めませんでしたか。
- 将来のサービスを宣伝すると、サービス開始日までのお客さんが残念に感じます。事前案内は賢明でありません。
「○月○日からサービスを開始します」と印刷すると、開始後にチラシを使いづらくなるため、賢明でありません。
私が店主なら、「ポイントカードの発行を始めました」というチラシにしてしまいます。
→ 皆さんが3段階に評価した結果を公開します。読みやすさを重視して採点しました。学生による評価と一致しない部分があります。5月31日
宿題7 会議室利用の手順書
p62を読んで、問題10をUNIPA「課題」機能から提出しましょう。期限は火曜日21時です。
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