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本学リサーチ・フェローが「チェーザレ・パヴェーゼ賞」を受賞

 本学とボローニャ大学(イタリア)間で締結された博士論文共同指導協定(コチュテル)に基づく博士号取得者である小久保真理江さんが、博士論文「パヴェーゼ、文学と映画 -アメリカ神話に関する新たな解釈 Pavese tra letteratura e cinema: nuove prospettive sul mito americano」により、チェーザレ・パヴェーゼ賞(Premio Cesare Pavese)を受賞しました。
 パヴェーゼ賞は、イタリア・ネオレアリズモ文学を代表する作家チェーザレ・パヴェーゼ(1908.9.9 - 1950.8.27)を顕彰する目的で、毎年、前年度に発表された詩や評論を対象に与えられる権威ある文学賞です。授賞式は、作家の故郷サント・ステファノ・ベルボ(ピエモンテ州)にある生家博物館で行われます。
 第三十回目となる今年度の受賞者には、小久保さんの他、近年ノーベル文学賞の有力候補として取り沙汰されるクラウディオ・マグリス(作家・中欧文学者)をはじめ、セバスティアーノ・ヴァッサッリ(小説家)、ベッペ・セヴェルニーニ(作家・ジャーナリスト)、グイド・ザヴァノーネ(詩人)など、イタリアのベテラン作家が名を連ねています。
 小久保さんは、日本学術振興会ITPプログラム等の支援を受け、上記コチュテルに基づき2012年7月に博士論文を提出し、同9月のボローニャ大学における最終審査を経て共同学位を取得後、現在は本学リサーチ・フェローとして日本学術振興会の頭脳循環プログラムによるボローニャ大学との共同研究に従事しています。

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