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2010年3月 月次レポート(モハンマド・ファトヒー ドイツ)

モハンマド・ファトヒー
エアランゲン大学

                                    2010年度ITP-EUROPA 月次レポート(3月)

 3月の中旬から温かくなってきたが、下旬に気候が変わり、また寒くなった。妻と子供ともども、三人で風邪をひいてしまった。復活祭後の月曜日(4月4日)まで寒さが続くようである。
 3月5日から4月1日に行われる上級者向けドイツ語講座に参加した。この講座では、会話や読解の練習の他に、発表トレーニングを行った。参加者の専門分野が様々であったため、発表のテーマはドイツの政治や文化に関するものであった。
 エジプト国籍である私が日本からドイツに留学してきたということに先生は興味を持って下さり、授業中や休憩中にいろいろと質問して下さった。また、私の研究テーマである名詞修飾にも関心をお持ちで、ドイツ語教育という観点から私と議論し、いろいろと助言をして下さった。
 講座は無事に終了したが、とても役に立ったので夏期に行われるドイツ語講座にまた参加することにした。上級者向けの講座の中で特に、論文を書く技術を中心としている講座に出席しようと思っている。
  週末に家族を連れ、エアランゲン市やその周辺の小さな町に出かけた。また、ノルトライン・ヴェストファーレン州にあるケルン市にICE(ドイツの新幹線)で行った。そこで、ケルン大聖堂、ケルンチョコレート博物館、ローマ・ゲルマン博物館を見学し、楽しい週末を過ごした。
  今月も研究テーマである名詞修飾に関する英語の文献の精読を続けた。エアランゲン大学の図書館にない文献は他大学の図書館から借りて、英語における名詞修飾を扱う博士論文などを読んだ。
  なお、4月16日に行われる留学生歓迎会で留学生の代表として、大学副学長とエアランゲン市長の前で5分程度のスピーチをすることになった。

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                       ケルン大聖堂              バンベルク(小さなヴェネチア)

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