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2010年2月 月次レポート(モハンマド・ファトヒー ドイツ)

モハンマド・ファトヒー
エアランゲン大学

                                  2010年度ITP-EUROPA 月次レポート(2月)

  2月の中旬に、春がいよいよ来るというニュースがあって、やっと冬が終わると思ったら、結局激しい寒さが続いた。温度がマイナス12度まで下がる日も少なくなかった。
  学期末テストが行われる2月には、皆が忙しく、指導教授に提出する先行詞の内容を修飾する節についての小論文を執筆する際に議論のできるドイツ人学生がいなかったため、小論文は春休みに書くことにした。そして、このテストの期間を使い、この学期中に出席した授業を振り返った。また、3月に行われる上級者向けドイツ語講座に参加することになったため、ドイツ語の見直しもした。この講座は、会話や読解の練習の他に、発表トレーニングを通し、ドイツ語によるコミュニケーションスキルを向上することを目的としている。
  研究に日本語の文献が必要になり、エアランゲン大学の図書館のサイトで検索してみたら、探している文献が日本語学科付属図書室にあることがわかった。日本語学科付属図書室は新しい日本語学科ではなく、ドイツ語学科に近い建物にある。本の数はそれほど多くないが、日本語学の本に関して言えば、基本的な文献が揃っているので重宝している。
  今月、ドイツ語の文献だけではなく、研究テーマである名詞修飾に関する英語の文献も参考にした。英語における名詞修飾を扱う文献の他に、類型論の観点から名詞修飾を扱う文献も精読した。
エアランゲン大学では、学籍登録を維持しておくため、必要な手続きRückmeldung がある。後期の授業料を払えば済む手続きである。授業登録に関しては、3月22日からオンラインでできる。
 

mohamed2-1.JPG                                              日本語学科付属図書室

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