2010年1月 月次レポート(モハンマド・ファトヒー ドイツ)
モハンマド・ファトヒー
エアランゲン大学
2010年度ITP-EUROPA 月次レポート(1月)
同じ寮に住む二つの留学生家族と年を越し、新年を迎えた。12時を過ぎると、花火の音が聞こえてきた。市民が花火を買って自分であげていたのだ。とてもきれいだったが、ちょっとうるさかった。花火は一時間ぐらい続き、1月3日まであげていた人もいた。
1月6日に指導教授の成田先生と家で食事しながら、授業の様子やドイツの指導教授ハーバーマン先生との関係などについて話し、研究の進み具合を報告した。また、今後の研究の仕方について話し、成田先生にアドバイスを頂いた。先生の訪問で元気付けられた。
ドイツ語の研究対象である名詞の内容修飾表現(例:die Gewohnheit, nachts zu arbeiten/ 夜に仕事をする習慣)におけるムード表現形式の用法に関する文献を読んだ。名詞にかかる表現形式を扱う研究がほとんどなく、動詞を中心とした研究が多いため、収集したデータをもとに、内容修飾表現におけるムード表現形式をテーマとしたレポートを書き、2月に指導教授に見て頂こうと考えている。
1月19日に妻と子供が一時的に日本に帰り、2月16日にまたドイツに戻る。同じ寮に住むイラン人家族にたまに暖かい食事を持ってきてもらい、大変助かっている。子供がいなく静かになった家でもっと勉強に集中できると思ったが、やはりさびしい。今カフェに行って、コーヒーを飲みながら、勉強している。
2009 年12月31 日(筆者は右端) 新年を祝う花火