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2010年1月 月次レポート(高原由紀子 フランス)

                                              月次報告書 (1月)

                                                                                                        高原由紀子

 例年、プロヴァンスの冬は暖かいのですが、今年は珍しく何度か雪が降りました。でも、毎年春の訪れは早いので、1月から2月には桜に似たアーモンドの花や黄色いミモザの花が咲き始めます。
 早いもので、昨年の7月から始まったITPプログラムも、残すところ1月となりました。今月は、論文の簡単な手直しと、目次と索引の作成などの仕上げ作業、また、論文審査の報告者への論文の発送をしました。論文を終えることができて安堵した反面、「大切なことを見落としているのではないか」と不安にもなります。また、論文の仕上がりが予定よりも遅れたために、文章の校正を頼むことができなかったので、「フランス語の間違いがたくさん残っているのではないか」と心配にもなります。しかし、いくら不安になっても、すでに論文を発送してしまった以上、直すことはできないので、あまり考えないようにしています。
 論文の執筆は大方、先月で終わっていたので、今までの月に比べて今月はややのんびりすることができました。口頭試問の準備など、審査に向けた作業は今後、指導教官のレッシュ先生のご指導の下に進めることになります。

Takahara1-1.JPG
ミモザで黄色く染まったコート・ダジュールの山

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