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2009年7月 月次レポート(高原由紀子 フランス)

ITP月次報告書(7月)
                                                高原由紀子

 今月から、ITP派遣での留学期間になりました。エクサン・プロヴァンス政治学院のレッシュ先生の指導の下で20世紀の女性作家コレットの作品における旅を主題にした博士論文を完成するために、私をITP派遣に選んでくださったことを、大変ありがたく思っています。以下、今月の活動につきましてご報告いたします。
 今月は、フランスの指導教員から、分析の不十分な点が指摘された部分の見直しに主に時間を費やしました。今月の半ばまでは指導教員の先生に頻繁に(平均週2回)御会いして、見直しが必要な部分などについて、きめ細かな指導を頂きました。書けていない章が一章ある上に、言語の面で論文全体の見直しが必要なことから、論文の完成までには、まだかなりの作業が必要です。博士論文の審査に向けた事務手続きの方は進み、審査員がほぼ決まりました。指導教員がプロヴァンス大学に所属していないため、手続きがやや煩雑だったので、休暇前に手続きが進み安堵しています。
  8月中は、未完成の章の完成に努力する予定です。7月中旬から8月にかけては、休暇で大学の図書館が閉まるため、何かと不便なことが多いですが、地域の図書館などを利用して、少しでも論文を進められるようにがんばります。
 過去にITPで留学した皆さんは、いろいろな写真を報告書に載せていらっしゃるので、私もエクサン・プロヴァンスでの研究の進行状況が分かるような写真を載せたいと考えましたが、論文の準備には写真になるような場面がありませんので、指導教員の先生が教えていらっしゃるエクサン・プロヴァンス政治学院の写真を添付することにしました。それでは、また8月末に。

Takahara7-1.JPG 
エクサン・プロバンス政治学院

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