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2009年10月 月次レポート(モハンマド・ファトヒー ドイツ)

モハンマド・ファトヒー
エアランゲン大学

                  2009年度ITP-EUROPA 月次レポート(10月)
1. フランクフルトに到着後
 10月1日21時頃にフランクフルト空港に到着し、ニュルンベルクへの国内便に乗り換えた。20分のフライトだった。ニュルンベルクに23時ごろ到着した。空港の近くのホテルに泊まり、翌日の昼ごろにエアランゲン大学の寮に入った。

2. 寮
 寮の部屋にはベッド、テーブル、押入れ、本棚、冷蔵庫しかなかったため、カーテン、料理道具、掛け布団など自分で買わなければならないものもあり、最初の一週間は何かと不便だったが、どうにか落ち着き、留学生活がスタートした。

3.オリエンテーションと最初の手続き
 オリエンテーションは留学生をグループ分けにし、三日間に亘って行われた。
一日目:スケジュールの説明、健康保険の加入手続き(大学が勧める保険)、市役所で住民登録を行い、住民登録証明証をもらう。(エジプト国籍なので、更に手続きが必要。11月15日現在、まだ手続き中)、学生食堂でランチ
二日目:口座を開く、図書館の案内
三日目:入学手続きを行う (10時半に待ち合わせだったため、とても混んでいた。その日市役所に行って別の手続きを済ました。翌日8時15分に入学手続きの窓口行って、手続きを行った。待つ時間は1時間だった。入学手続きに必要な書類:入学許可書、健康保険加入証明証)

4.入学後
4.1 学生番号
 入学手続きを行うと、A5サイズのノートをもらう。その中に、学生番号が手書きで書かれている。学生番号で、CASSY(Computer-Aided Signup System)に登録し、CASSYのIDとパスワードを決める。そして、ログインし、授業の登録を行う。すでに定員に達している場合は、ウェイティングリストに名前が登録できる。授業が始まる前に、空きが出ることもある。私の場合、定員に達していた授業に出たかったので、指導教授のHabermann先生に頼み、先生の助手が担当している授業に特別に出席させてもらった。他の授業にも、担当の先生が特別に学生を入れることもあった。ちなみに、授業には補習Tutoriumがつく。補習の日にちと時間は、初回の授業のときに決まる。
なお、補習の場合、登録不要です。

4.2 ID
 入学手続きを行った一週間後、大学から手紙が届く。その中にインターネットのIDが入っている。このIDで、https://www.campus.uni-erlangen.de/にログインできる(最初に登録する必要があるが、手順もIDと同じで手紙に入っている)。このサイトは学生の情報を含み、学生証などをダウンロードできる。さらに、同じIDで大学のW-Lanなどのサービスが利用できる。更に、https://www.studon.uni-erlangen.de/にもログインできる。先生は授業などに用いる資料から参考文献までこのサイトにPDF形式でアップロードする。ダウンロードするのにパスワードが必要となる。パスワードは初回の授業で教えてくれる。。学生が資料などを印刷し、持参する。

4.3 授業
 4.1で述べたように、授業の登録はインターネット(CASSY)で行う。出席している 授業の一覧を添付する。

4.4 指導教員
 Habermann先生に初めてお会いしたのは、10月21日だ。事前の連絡でもお世話くださった、日本語学科の山中先生が付き添ってくださった。そして、10月26日に留学中の研究計画について詳しく話し合うことになった。話し合いの結果、まずドイツ語において、名詞を「内容修飾」する表現形式のコーパス調査から始めることになった。11月3日と10日にも面談の約束をした。また、東京外国語大学大学院ドイツ語文学研究会編の『Der Keim』第33号に投稿する論文の執筆に際して、エアランゲン大学講師のStephan Gagel先生がアドヴァイスをしてくださることになった。更に、私の研究テーマと関連する下記の修士論文を借りることになった。
 Khamatgalimova, N. (2009) Die dass-Attributsätze als Valenzpartner des Substantivs
 Friedrich-Alexander-Universität, Erlangen-Nürnberg

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