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2009年10月 月次レポート(高原由紀子 フランス)

                                                       月次報告書(10月)
                                                                                                          高原由紀子

  フランスは夏時間から冬時間に移行し、気候が温暖なエクサン・プロヴァンスでも肌寒い日が増えました。
 10月も先月に続き、論文の見直し作業に専念しました。指導教員の先生から書き直すように勧められた箇所もあるので、手直しには時間が掛かります。また自分でも、見直しをすればするほど、やり残した作業、分析が不十分な点に気付きます。しかし、これではきりがないので、指導教員の先生に指摘された重要な箇所を修正した上で、どこかで見切りをつけなければいけません。どこで見切りを付けるかが難しく、やや悩ましいです。論文の見直し作業と平行して、指導教員の先生が、審査員の先生方と相談の上で論文審査の日程を調整してくださっています。
 今月は新学期の事務手続きにやや時間を取られました。フランスでは、博士課程の年限は原則的に3年間と決まっており、4年目以降の登録には、指導教員の同意は無論のこと、研究課長の承認、また、学生が直接依頼するわけではありませんが、学部長や学長の承認が必要になります。今回、私は4回目の登録ですので手続きが煩雑でしたが、無事、来週には登録できそうなので安堵しています。滞在許可証の手続きも終わったので、来月はもっと論文に集中できるのではないかと思います。

Takahara10-1.JPG                   エクス近郊のアヴィニョンの風景(サン・ベネゼ橋)

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