2014年3月 月次レポート（水沼修 ポルトガル）
ITP-EUROPA月次レポート（3月）
水沼 修
昨年 5 月にスタートした派遣期間は，今月て?終了します．約 11 ヶ月間に及ふ?リスホ?ン滞在て?は，貴重な時間を過ごすことが出来ました．
今回の派遣では，授業への参加は行わず，リスボン大学のEsperanca Cardeira先生，Rui Marques先生のご指導のもと，博士論文の執筆に集中し，作業を行ってきました．特に，先行研究の章については，先生方と何度も話し合い，また，原稿を何度も見ていただいたおかげで，博士論文で明らかにすべき問題をより明瞭な形で提示できるような構成を組むことができたと思います．
個々のデータの分析については，検討すべき課題が幾つか残されていますが，帰国後も引き続き指導教員の先生方と蜜に連絡を取り合い，これらに出来るだけ早急に対処し，データの総合的な評価を行うことができればと思っています．
また，当地滞在中には，リスボン大学をはじめとした諸研究機関の研究者と意見交換を行う機会に恵まれました．中でも，昨年刊行されたグルベンキアン財団の「Gramatica do Portugues」の執筆を担当した研究者に直接話しを伺う機会が得られたことは，自分にとって大変貴重な経験でした．
派遣終了後は，リスホ?ン滞在て?得られた経験を十二分に活かし，博士論文の執筆に尽力してまいりたいと思います．
最後になりましたか?，今回の派遣に際し，こ?協力頂いた先生方，事務局の方々に厚くお礼申し上け?ます.
