TUFS Cinema マレーシア映画「トレンガヌ・ドキュメンタリー特集」2作品同時上映
『魚の声を聞く漁師~トレンガヌ州スティウ~』『トレンガヌ航海記』

東京外国語大学TUFS Cinemaは、映画を通じ、世界の諸地域における社会・歴史・文化の理解を深めることを目的として行われています。今回のマレーシア映画「トレンガヌ・ドキュメンタリー特集」では、マレーシア半島部東海岸に位置するトレンガヌ州で撮影されたドキュメンタリー2作品を上映します。魚の声を聞きながら行われる漁など、ユニークで豊かな地域文化を知るきっかけになればと思います。

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開催情報

日時  2024年6月8日(土)14:00開映(13:40開場、17:30終了予定

会場  東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール

プログラム

  • 映画「トレンガヌ・ドキュメンタリー特集」2作品同時上映
     ①『魚の声を聞く漁師~トレンガヌ州スティウ~』本編上映(47分)
     ②『トレンガヌ航海記』本編上映(62分)

  • 上映後解説/トーク
       河野 元子(京都大学東南アジア地域研究研究所・連携准教授)

  • 司会 左右田 直規(東京外国語大学大学院総合国際学研究院・教授)

  • 企画 戸加里 康子(東京外国語大学・非常勤講師)

その他  入場無料、事前登録制(先着500名)、一般公開

主催:東京外国語大学TUFS Cinema
協力:APPARAT
   Da Huang Pictures
   中田直美
   東京外国語大学多言語多文化共生センター

事前登録フォーム

事前登録制での開催となります。

登録フォーム
https://sanda.tufs.ac.jp/event/tc240608form/

※ フォーム登録後に登録メールアドレスに受付完了メールが届きます。当日、入口にて受付完了メールをご提示いただきますので、ご準備くださいますようお願い申し上げます(スマホ画面で問題ありません)。

※ 事前登録がなくてもご来場いただくことは可能ですが、会場入口で参加登録をしていただきますので、事前にご登録いただくとスムーズにご入場いただけます。定員を超える場合は、事前登録を済ませた方を優先させていただきます。

作品紹介①

『魚の声を聞く漁師~トレンガヌ州スティウ~』

監督・脚本・ナレーション  デイン・サイード
プロデューサー・脚本    ナンディタ・ソロモン
編     集       ニック・ジョハン
撮     影       タヤニティ・ラマヌジェム、エフェンディー・マズラン
製     作       APPARAT



あらすじ

『魚の声を聞く漁師~トレンガヌ州スティウ~』

トレンガヌ州北部にあるスティウ・ラグーンには、魚の声を聞くことができる漁師がいる。海の中に入り、魚の声に耳を澄ませることで、どこにどの種類の魚がどれぐらいいるのか知ることができるという。パ・ハルンはその技術を持った最後の漁師の一人。パ・ハルンと息子ポロの漁の様子を追う。


(c) Apparat 2010



作品紹介②

『トレンガヌ航海記』

エグゼクティブ・プロデューサー  タン・チュイムイ、アミール・ムハマド
プロデューサー  フー・フェイリン
監     督  アミール・ムハマド、バドゥルル・ヒシャム・イスマイル
撮     影  サイフディン・ムサ、イディン・シャー
編     集  ラザイシャム・ラシッド
V   F  X  エミール・エズワン、モハマド・スフィエナズ
音     楽  ズルヘザン
録     音  イルワン・シャー
音     響  モフシン・オスマン



あらすじ

『トレンガヌ航海記』

これまでマレーシアに関するさまざまなドキュメンタリーを撮影してきたアミール・ムハマド監督は、2015年12月、初めてトレンガヌ州を訪れた。そこで監督は、市場でタウナギを売る人、短剣クリスを作る人、オートバイの修理工場を営む人、芸能に携わる人など、さまざまな人に出会う。


Photo provided by: Da Huang Pictures



本作について

マレーシアの半島部東海岸に南北に細長くのびるトレンガヌ州。南シナ海に面した長い海岸線を持ち、漁業に携わる住民も多い。その中には魚の声を聞くことができる漁師がいるという。『魚の声を聞く漁師~トレンガヌ州スティウ~』は、そうした漁師の1人パ・ハルンを追いかけたドキュメンタリー。監督・脚本・ナレーションのデイン・サイードは、やはり半島東海岸を舞台にした作品『ブノハン(2011)』でマレーシア映画祭最優秀作品賞、監督賞などを受賞した映像美が魅力の監督である。一方『トレンガヌ航海記』のアミール・ムハマド監督は、(最近はプロデューサーとしてクレジットされることの方が多くなったが)2000年代に、マレーシアではちょっとタブー視されるような内容に切り込んだドキュメンタリーを何作も監督し、話題を集めた。首都クアラルンプールでの銃乱射事件を扱った『ビッグ・ドリアン(2003)は』は山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映されている。シリアスなテーマを扱いながら、語り口は軽妙洒脱なところが魅力の1つである。(戸加里康子)

上映後トーク

河野 元子 KAWANO, Motoko

京都大学東南アジア地域研究研究所・連携准教授

専門は比較政治経済、東南アジア地域研究。日本経済史研究から東南アジア研究へ転向、出発点において、トレンガヌ漁村に長く暮らし、漁民とともに海にでる貴重な経験をもった。そこでの滞在が、「地域」を感じ、理解する礎となって、新たな研究へと展開していった。

保育所のご案内

TUFS Cinema上映の間、2022年9月に東京外国語大学国際交流会館前に開園しました「PAL国際保育園@東京外大」にて一時保育のご利用が可能です。
PAL国際保育園@東京外大:https://seiwagakuen.ed.jp/pal/

一時保育をご希望の方は、以下のウェブページからお申し込みください。
一時保育申込:https://hirogariclub.studio.site/ichijihoiku

※事前に簡単な書類の提出とお子様の様子をお伝えいただく園児面談(オンライン可)がございます。

保育所の利用可能時間は月~土の7:00-19:00までです。
19:00以降に終了する上映会や、日曜に開催する上映会につきましては、
保育所をご利用いただけませんので、予めご了承ください。

【お問い合わせ先】
PAL国際保育園@東京外大
月~土 7:00~18:30
電話番号:042-306-9955
mail:paltufs@seiwagakuen.ed.jp
担当:杉田

会場のご案内

◆〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

◆JR中央線「武蔵境」駅のりかえ  西武多摩川線「多磨」 駅下車  徒歩5分
(JR新宿駅から約40分)

◆京王電鉄「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分 「東京外国語大学前」下車

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お問合せ先

月~金 9:00 ~ 12:00、13:00 ~ 17:00
祝日・一斉休業期間(夏季・冬季一斉休業など)を除く

東京外国語大学 広報・社会連携課 TUFS Cinema 事務局

TEL: 042-330-5441 
Email: tufscinema[at]tufs.ac.jp([at] を @ に変えて送信ください)
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

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X(Twitter): @tufscinema

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