東京外国語大学建学150周年記念講演会　講演者：プロ登山家竹内洋岳氏

東京外国語大学の建学150周年を記念してプロ登山家の竹内洋岳氏をお招きして講演会を開催します。一般公開で行いますが、事前登録制（先着500名）ですので、参加をご希望の方は下記の申込フォームにより事前登録をお願いたします。

開催の趣旨

東京外国語大学は2023年に建学150周年を迎えることから、2023年4月から1年にわたって様々な記念事業を企画・実施します。その１つとして、本学にゆかりのある人物や、在学生に向けて力強いメッセージを伝えて頂ける著名人を招いた講演会を開催します。

講演会の第1弾として、プロ登山家の竹内洋岳氏にご講演して頂くことになりました。2012年に日本人初の8000m峰全14座登頂を達成された日本を代表する登山家のお一人です。ヒマラヤ登山のご経験からネパールを初めとする南アジアの文化をご紹介して頂くほか、世界各国の人々と助け合って登頂を目指す様子や、外国人とのコミュニケーションの取り方など、竹内さんがこれまで取り組んできた活動には、本学在学生のみならず教職員やOB/OG、そして広く一般の方々にとって興味深い視点がたくさんあるものと思います。近年ではネパールや日本などで環境活動にも力を入れられており、グローバルな課題に関心の高い皆さんの興味を大いに惹くことでしょう。また、竹内さんが数々の8,000メートル峰に挑戦してきた様を通じて、特にこの春入学した新入生の皆さんに、挑戦することの大切さを伝えて欲しいと考え企画したものです。

登山界の第一人者による講演会という大変貴重な機会ですので、皆様お誘い合わせのうえ、是非ご参加ください。

多くの方々のご参加をお待ちしております。

日時

2023年6月13日（火）18:00-19:30（17:30開場）

※ 一般公開・事前申込制・先着500名

会場

東京外国語大学アゴラ・グローバルプロメテウス・ホール

東京都府中市朝日町3-11-1　西武多摩川線「多磨」駅徒歩5分

講演者

竹内洋岳（たけうちひろたか） 氏

プロ登山家（所属：ハニーコミュニケーションズ）、 立正大学客員教授

1971年、東京都生まれ。1995年のマカルー登頂を皮切りに、1996年にはエベレストとＫ２の連続登頂に成功。アルパインスタイルも積極的に取り入れた速攻登山で8000メートル峰に挑み続け、2012年５月26日に14座目となるダウラギリ登頂に成功。日本人初、世界29人目の8000メートル峰14座完全登頂を果たす。2013年、植村直己冒険賞、文部科学大臣顕彰スポーツ功労者顕彰を受賞。現在は、未踏峰への挑戦を続ける傍ら、登山経験を生かし、野外教育や防災啓発などの社会貢献活動にも取り組んでいる。著書に『下山の哲学──登るために下る』『標高8000メートルを生き抜く登山の哲学』『頂きへ、そしてその先へ』など。