連続セミナー「Black Lives Matter 運動から学ぶこと―多⽂化共⽣、サステイナビリティについて考えるために」
第2回講演「民主主義とネクロポリティクス」/「BLMの文化交差性と日系移民史」

東京外国語大学では、「Black Lives Matter 運動から学ぶこと―多⽂化共⽣、サステイナビリティについて考えるために―」と題し連続セミナーを開催しています。
第2回目のテーマは「運動論から考えるBLM」です。

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運動としてのブラック・ライブズ・マターは、2013年7月に始まった。黒人少年を射殺した加害者の無罪判決に対して、「黒人の命は大切」とメッセージを示し、ハッシュタグをつけ、フェイスブックのコミュニティに載せた三人の若い黒人女性の試みが共感を呼び、現実のアクションにつながったからだ。その手法はすでに2016年頃には評価されていたが、一挙に盛り上がったのは2020年5月、ジョージ・フロイド殺害の事件をきっかけにである。とはいえ、問題は黒人差別だけではない。コロナショック2020年の世界を見渡せば、タイやベラルーシ、香港などの市民や若者たち、#Me tooやフラワーデモの女性たちなど、各地で声を上げる人びとがあらわれ、日本社会にも大きなうねりが生じ始めている。ひとは誰しも、みずからの尊厳をおびやかす力に抗わなければならない、否、「いやだ」と言っていいのである。具体的な事例も視野に入れ、運動をめぐる考え方や構造を掘り下げて論じていく。

講演者/講演タイトル

講演者おすすめ参考文献

  • 河出書房新社編集部 編『BLACK LIVES MATTER 黒人たちの叛乱は何を問うのか』河出書房新社、2020年8月
  • 『現代思想2020年10月臨時増刊号 総特集=ブラック・ライヴズ・マター』青土社、2020年9月
  • 岩崎稔「『現代の価値観で過去を裁くな』論のおかしさ〜BLM運動の『銅像破壊』を巡って」『現代ビジネス』、2020年9月6日号 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75419

さらに知識を深めたい方にはこちら:

  • フランツ・ファノン著、海老坂武・加藤晴久訳『黒い皮膚・白い仮面』新装版 みすず書房、2020年8月

日時

2020年11月25日(水)17:40~19:10

Zoomウェビナーでのオンライン開催

備考

使用言語:日本語

参加費:無料

事前申し込み必要(本学学生優先。先着受付順。定員に達した場合参加をお断りさせていただくことがございます。)
以下リンク先より事前のお申し込みをお願いいたします(11月20日(金)正午〆切)。
https://sanda.tufs.ac.jp/kenkyu/registration_seminar_2/

共催

東京外国語大学多文化共生研究創生WG、海外事情研究所、国際日本研究センター

今後開催予定テーマ

・12月23日(水):社会の中の分断と融和

・1月20日(水):『差別を支えてきたもの』はなにか

・2月10日(水):グローバリゼーション、アフリカ、BLM   ほか

本件問い合わせ先

BLM-seminar(a)tufs.ac.jp(連続セミナー担当) (a)を@マークに置きかえて送信ください。

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