抜粋版 聴解

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AJ Can-doリスト抜粋版:聴解 東京外国語大学留学生日本語教育センター 2017年3月21日版

  Can-do目標 テーマ・
トピック例
Can-do目標細目
言語(結束性)
到達目標の目安
初級1
  • ゆっくりはっきりと話されれば、時間や曜日、出身や専門などごく身近なトピックに関する短い話が理解できる。
  • ゆっくりはっきりと話されれば、宿題や教室活動に関する簡単な指示や説明が理解できる。
自己紹介、私の一日、私の家族
  • 「そして」「それから」などの接続表現を手がかりにして、出来事の順序がわかる。

「自己紹介」

初級2
  • はっきりと話されれば、大学生活や日本の習慣など身近な生活場面に関する話が理解できる。
  • はっきりと話されれば、授業や学校行事など大学生活に関する簡単な指示や説明が理解できる。
授業の取り方、日本の結婚式、スピーチコンテストのお知らせ
  • 「それで」「だから」「〜から」「〜ために」などの接続表現を手がかりにして、理由や目的がわかる。

「スピーチコンテストのお知らせ」

中級1
  • 日常的な表現を使って話されれば、日本文化の特徴や社会問題など身近な社会・文化的なトピックに関する話が理解できる。
  • 日常的な表現を使って話されれば、語の省略が多少あっても、大学生活や社会生活で必要な指示や説明が理解できる。
日本の地方都市、プラスチックごみ、信号の話
  • 「まず」「次に」「最後に」などの接続表現を手がかりにして、物事の順序や手順がわかる。

「信号の話」

中級2
  • 構成や展開がはっきり示されれば、日本の文化や歴史など社会・文化的なトピックに関する一般教養的な話が理解できる。
  • 話が具体的で展開が予測しやすい場面であれば、語の省略や倒置があっても、大学生活や社会生活で必要な指示や説明が理解できる。
東京の温泉、隠れキリシタン、冷凍の技術
  • 「その結果」「そのため」「そこで」などの接続表現を手がかりにして、物事の因果関係がわかる。

「冷凍の技術」

中上級
  • 構成や展開がはっきり示されれば、社会問題や環境問題など時事的なトピックに関する話が理解できる。
  • 話が具体的で展開が予測しやすい場面であれば、多少婉曲的な表現であっても、相手の意図が理解できる。
人間が長生きな理由、日本人と掃除、ものづくりと熟練の技術
  • 「ところが」「それに対して」「すると」などの接続表現を手がかりにして、話の展開と帰結がわかる。
『留学生のためのAJ聴解・中上級編』
(スリーエーネットワーク)第2課「本屋」
上級1
  • 構成や展開が予測しやすい内容であれば、政治・経済や国際関係など時事的、やや専門的なトピックに関する話が理解できる。
  • 話が具体的で展開が予測しやすい場面であれば、婉曲的な表現や比喩的な表現であっても、相手の意図が理解できる。
開発途上国支援、南極、あいづち
  • 「したがって」「その一方で」などの接続表現や「〜が」「〜けど」などの前置き表現を手がかりにして、物事の論理関係や話の帰結がわかる。

「南極」

上級2
  • 明瞭に話されれば、ニュースや、やや専門的な講義が理解できる。
  • 明瞭に話されれば、事柄の関係性や展開がわかりにくい話であっても、相手の主張や意図が理解できる。
バイオミミクリ、人はなぜ化粧をするのか、江戸の数学
  • 多様な接続表現や前置き表現を手がかりにして、物事の複雑な論理関係や話の帰結がわかる。
『留学生のためのAJ聴解・上級編』
(スリーエーネットワーク)第10課「人はなぜ化粧をするのか」
超級
  • 多少不明瞭な発音であっても、報道番組や専門的な講義が細部まで理解できる。
  • 事柄の関係性や展開がわかりにくい話であっても、相手の主張や意図を微妙な言葉のニュアンスまで汲み取って理解できる。
学部の概論・専門科目の講義、TVの報道番組・対談番組
  • 多様な接続表現や前置き表現を手がかりにして、物事の複雑な論理関係や話の帰結が容易にわかる。
専門科目の講義・NHK総合テレビ「週刊ニュース深読み」など
全レベル
共通目標
【@大意把握】 ▼未知語や聞き取れない表現などにとらわれずに、話の主題や要点、大意が理解できる。
【A情報の取捨選択】 ▼重要な情報とそうではない情報を聞き分けて、適切な情報の取捨選択ができる。
【Bキーワード把握】 ▼話のキーワードが的確に聞き取れる。
【C既有知識の活用】 ▼既有の知識を活用して、話の内容や展開を予測しながら聞ける。
【D談話展開指標の活用】 ▼接続表現や前置き、注釈表現など、談話展開の指標となる表現を手がかりに、話の内容や構成が理解できる。
【E非言語情報の活用】 ▼ジェスチャーや表情などの非言語情報を手がかりに、話の内容や話し手の意図が理解できる。
【F理解の表出】 ▼聞き取った内容の再生や要約ができる。
【G意見の表明】 ▼聞き取った内容について、自分の意見や感想が述べられる。
【H態度(意欲)】 ▼途中で投げ出さずに、最後まで集中して聞ける。